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木村徹二がデビュー・コンベンション・ライブで”アイアンボイス”を披露。「いまは熱々。冷やさずに頑張っていきます!」

2022年11月16日に「二代目」でソロデビューを果たす木村徹二が、10月13日、東京・渋谷のGARRET udagawaでデビュー・コンベンション・ライブを行った。

木村は、父は鳥羽一郎、叔父は山川豊という長年第一線で活躍する二人のDNAを受け継ぐ演歌・歌謡界のサラブレッド。シンガーソングライターとして活躍している兄の木村竜蔵とともに、アコースティックデュオ「竜徹日記」としても2016年より音楽活動を行っており、さまざまなステージ経験を積んできた。「演歌は小さいころから聴いていましたし、聴くのも歌うのも好きでしたので、いつかデビューできたらいいなと思っていました。いまが機が熟したタイミングです」と、このたび満を持して演歌歌手デビューとなった。

木村は鳥羽一郎の次男。幼いころから演歌に興味を持っていたという木村。満を持して11月16日に演歌歌手としてデビューを果たし、その憧れを現実のものに。183cm、85kgという恵まれた体から放たれる”アイアンボイス”に注目だ。

デビュー曲「二代目」は、兄の木村竜蔵が作詞作曲を手がけている。師匠ともいえる父親へのリスペクト、その背中を追いかけいつか越えてやるという二代目の心意気を歌ったまさに木村自身と重なる作品で、持ち前ののびやかで力強いボーカルと相まって骨太なインパクトのある楽曲に仕上がった。

「僕は完全に兄を信頼していました。今回、初めて兄が演歌の詞を書きました。いろいろ考えたと思うのですが、インパクトもあるがつんと頭に訴えかけてくるようなストレートな歌詞になっています。メロディーやアレンジも昔ながらの懐かしい、男らしい演歌になっていますので楽しんでいただけたらと思います」

キャッチフレーズは、”ガツンと響く!アイアンボイス‼︎”。「鉄は熱を加えると柔らかくなって加工しやすくなる。鉄のように、ポップスも歌えるし演歌も歌えるという柔軟性のある声、を表したのがアイアンボイスです。いまは熱々の状態。冷やさずに、頑張っていきたいです」と笑顔で話した。

コンベンションでは、まず「二代目」を会場に駆けつけた業界関係者、そして生配信で見守るファンにお披露目。「本当にいろいろな方に支えられてここまで来られました。大変うれしく思います。ありがとうございます」とあいさつすると、続いて、祭りの歌をモチーフに作られたカップリング曲「つむじ風」を熱唱した。

ここでゲストとして兄の竜蔵が登場。「二代目」について、「父親が鳥羽一郎であるということを踏まえて作りたいなと思っていました。わかりやすいほうが伝わりやすいんじゃないかと。二代目というと企業の社長さんやいろいろな二代目の方がいると思うんですよ。そんな二代目の方々も応援してくれるかな?という思いで作りました(笑)。初代にはわからない二代目ならではの苦悩、そして新しいことにチャレンジしていかなくてはいけないという苦悩を楽曲に込めました」と、制作エピソードを告白。他にも、二人はまるでお笑いコンビのようなユーモアたっぷりのトークを繰り広げ、会場はひときわの盛り上がりを見せた。

「もともと演歌の歌い方が上手だなと思っていたので、いつか弟が演歌でデビューしたらおもしろいんじゃないかなとずっと思っていました。ナンバーワンにならなくてもいい…オンリーワンになればいいんじゃないかなと。一番というより唯一無二の存在になってほしいなと思います」(竜蔵)

弟の木村徹二(左)、兄の木村竜蔵(右)。兄から弟への温かいエールは、仲睦まじい兄弟の絆を感じさせた。

デビュー曲の他、父・鳥羽一郎のヒット曲「カサブランカ・グッバイ」「一本道の唄」を堂々と披露した。

さらに父である鳥羽一郎も登壇し、「ずっと楽屋で聴いていましたが、いいんじゃないですか。徹二は子どものころから歌がうまいとかではなくて聴いているとこぶしの回し方が心地よかったですね。こればかりは練習したり誰かに教わるものではなくて、生まれつきかなという気がします。いい歌か悪い歌かは皆さんのご判断によりますけれども、一生懸命に頑張ると思いますのでよろしくお願いいたします」と、自身の演歌魂を引き継いでいく覚悟を決めた愛息の船出を力強く後押しした。

「私は30歳でデビューしました。(徹二は31歳でのデビューですが)演歌を歌うにはちょうどいい歳かな。40年前に私がデビューして皆さんにお披露目をしたときを忘れもしません。金屏風が後ろにあって、そこで記者会見をしましたが、マスコミの皆さんは3人くらいしかいませんでした。のちに『兄弟船』が皆さんのご支援でなんとかかたちになったときに、作詞家の星野哲郎先生に言われた言葉がいまふっと頭をよぎりました。”鳥羽一郎、お前の船出は寂しい船出だったね”と…」と、デビュー当時の思い出を感慨深い面持ちで話した。

「焦らずにコツコツやっていれば、いつか大輪の花が咲く」と、父は息子に「雨垂れ石を穿つ」という言葉を送った。

その後、鳥羽と木村は二人で「兄弟船」を披露。祝福の大きな拍手が二人を包み込んだ。

「父からはアドバイスなどはあまりなくて、人間性についてやそっと背中を押すように『わかっているとは思うけれど大変な世界だからな』とこの世界で生きていく上での厳しさを教えてもらいました。父の歌を聴いてここまで育ってきましたので、やはり描く目標や理想像は父です。父の名前がどうしても先行して出てしまうと思いますが、隠すことなくどんな状況でも自分の歌を自信を持って歌っていって、皆さんから”鳥羽一郎の息子”ではなくて”木村徹二のお父さんが鳥羽一郎なんだ”と思っていただけるように頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」

最後に、再びデビュー曲「二代目」を熱く歌い上げ、この曲とともに歌の道に全力投球することを誓った。

 

 

NEW RELEASE!!

2022年11月16日発売
木村徹二「二代目」

「二代目」
作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
c/w「つむじ風」
作詞:麻こよみ 作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
日本クラウン CRCN-8522 1,400円(税込)

 

CHECK!!

木村徹二日本クラウンアーティストサイト
木村徹二公式Twitter

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