“和製エルヴィス”桐生大輔が「新曲発売&バースデーLive」を開催。「作詞作曲を手がけた新曲『街はロックで大騒ぎ』をぜひ聴いてください!」
“和製エルヴィス”桐生大輔が、7月10日、東京・銀座TACTで「新曲発売&バースデーLive」を開催した。
6月29日に発売されたばかりの6作目となる新曲「街はロックで大騒ぎ」は、初めて作詞作曲とも桐生本人が手がけた王道のロックンロール。現在大ヒット公開中のアメリカ映画『エルヴィス』の日本公開のタイミングに合わせてリリースできるように制作されたのだという。発売日の翌6月30日には39歳の誕生日を迎え、お祝いムード続きの桐生。銀座TACTはいつもライブを行っている桐生のホームグラウンドだが、「オリジナル曲を発表するので、僕にとって今日はスペシャルです」と、少し緊張気味にライブに臨んだ。
第一部は、「冷たくしないで」でスタート。そしてエルヴィス・プレスリーのヒット曲を次々にカバー。「監獄ロック」や「ハウンド・ドッグ」などアップテンポなナンバーでは、女性客から黄色い歓声が沸きあがった。最前列の観客は食い入るようにステージを見つめ、会場の後方では立ち上がってツイストのステップを踏むグループも。映画『エルヴィス』の中でも歌われているロカビリーの代表曲「ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス」も歌唱した。
満員の客席には、女優の長谷直美、前作「胸のトキメキ~Beat of Love~」と新曲のカップリング「涙のMemories」を作曲した田村信二などの姿もあった。親交の深い声優の松本梨香は、桐生からの紹介を受けて、客席から「初めまして!エルヴィス、ゲットだぜ!」と、担当している人気アニメ“ポケモン”の主人公・サトシの声であいさつし、会場をおおいに沸かせた。また「涙の太陽」などのヒットで知られるエミー・ジャクソンが飛び入りで「ブルー・スエード・シューズ」を、「好きにならずにいられない」を桐生とデュエットすると、ひときわの盛り上がりを見せた。
「お招きありがとうございます。初めてお会いしましたが、あなたはとてもハンサム。いまの若い人は、すごいですよね。足は長いし、フェイスはいいし、英語も上手だし。素晴らしい!」(エミー)
「こちらこそ、お越しいただきましてありがとうございます。僕は以前TACTでアルバイトをしていたので、大先輩のエミーさんのステージを、ウェイターをしながら見たことがあるんですよ」(桐生)
第二部には、「街はロックで大騒ぎ」のPVに出演している星野エリーが、ゲストボーカルとして登場。ポール・アンカの「ダイアナ」、コニー・フランシスの「ヴァケーション」「カラーに口紅」をはじめとするオールディーズのヒットナンバーを歌った。同じくPVにダンスで出演しているGhost&Suzyの二人もステージに登場し、新曲「街はロックで大騒ぎ」、カップリングの「気分をなおして」「涙のMemories」と収録曲を続けて披露。「街はロックで大騒ぎ」をアンコールで最後にもう一度歌い、会場全体がダンスホールのようなムードに包まれた。
15歳の頃からエルヴィス・プレスリーに憧れて、エルヴィスのトリビュートアーティストとして活動を続けてきた桐生大輔。さわやかな色気とパフォーマンスの高さで、来場者のハートをがっちり掴まえて離さない。
「公開中の映画『エルヴィス』を観てください。エルヴィスの実像って、日本には正しく伝わっていないんですよね。ドーナッツを食べ過ぎて太って死んだとか、そうめんが袖から流れてるような衣装を着ているイメージとか、それは全然違いますので。ぜひ映画を観ていただいて、人間性を含めたエルヴィスの良さ、ロックンロール良さを再認識していただけたらと思います。そして『街はロックで大騒ぎ』もぜ聴いてくださいね。よろしくお願いします!」(桐生)
エルヴィス・プレスリー没後45年になる今夏、39歳の誕生日を迎えたばかりの桐生大輔が、日本であらたなエルヴィス・ブームを巻き起こす。
(取材・文/夏見幸恵)
NEW RELEASE!!
2022年6月29日発売
桐生大輔「街はロックで大騒ぎ」
「街はロックで大騒ぎ」
作詞・作曲:桐生大輔 編曲:角悠介
c/w「気分なおして」
作詞・作曲:桐生大輔 編曲:角悠介
c/w「涙のMemories」
作詞:桐生大輔 作・編曲:田村信二
シーワークス QACW-2013 1,400円(税込)
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