門松みゆきが地元・小田原市で初めてのワンマンコンサートを開催。「泣いてしまいそう」と感激
門松みゆきが、7月10日、神奈川・小田原市の小田原三の丸ホール 大ホールで初めてのワンマンコンサート「門松みゆき 三の丸 Covers」を行った。
門松は小田原市出身で、16歳のときに作曲家・藤竜之介さんに師事。10年間にわたり藤氏のもとで厳しいレッスンを受け、2019年に「みちのく望郷歌」で念願の歌手デビューを果たした。今年でデビュー4年目を迎え、5月にリリースした4作目のシングル「彼岸花咲いて」も好評を博しており、今後さらなる活躍が期待されている歌姫のひとりだ。
この公演は、小田原市民ホール開館記念事業の一環として「小田原ふるさと大使」を務める女性シンガー・白井貴子をゲストに招いて開催され、オリジナル2曲以外はすべて昭和、平成に大ヒットしたカバー曲で構成されている。
「こうして地元、神奈川県小田原市で、昨年できたばかりの新しい三の丸ホールで自身初めてのコンサートをさせていただけるということで楽しみにやってまいりました。この生まれ育った小田原の地でコンサートをさせていただける日が来るなんて思ってもいませんでした。いろんなことがこみ上げてくるのでさっそく、泣いてしまいそうです。今日はカバー曲を中心に最後まで一生懸命歌わせていただきます」(門松)
地元をはじめ、全国から駆けつけた大勢の熱烈なファンが見守る中、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」やテレサ・テンの「つぐない」、山口百恵の「秋桜」、尾崎豊の「I LOVE YOU」、笠置シズ子の「東京ブギウギ」、オリジナル曲からデビュー曲の「みちのく望郷歌」、新曲「彼岸花咲いて」、そしてちあきなおみの「かもめの街」を中根希子のピアノ伴奏で、美空ひばりの「さくらの唄」を白井英峻のビオラ伴奏で熱唱。素晴らしいコラボレーションに大きな拍手が送られた。
また、ゲストの白井貴子を門松が「私はYouTubeチャンネルで『門松みゆきの勝手に小田原観光大使』といって小田原の名物や魅力を勝手に紹介していますが、白井さんは本物の小田原の観光大使です」と紹介。白井は「みゆきさんは十分に観光大使です」と笑顔を見せ、ベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」と加藤和彦・北山修の「あの素晴しい愛をもう一度」をデュエット。その後、白井はオリジナル曲「涙河」をソロで歌唱した。
「16歳のときに作曲家の藤竜之介先生の門を叩きまして、外弟子が2年、内弟子が8年、計10年の修業時代を経て念願のデビューができました。内弟子修行時代は、実家に帰ったりすることがお盆とお正月以外は許されないという厳しいルールがありまして、青春時代は歌にすべてを捧げたと言っても過言ではありません。なかなか地元に帰れないからこそ、地元の有り難さ、温かさを改めて感じるようになりました。何度も何度もあきらめそうになりましたが、(藤)先生と奥様、応援してくださる皆様、家族や友人、地元の方々の温かい支えがなかったら頑張ってこられなかったなと、改めて感じています。こうして歌い手として皆様に歌をお届けできるのが何よりも幸せです。まだまだ未熟な私ですが、一生懸命頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします」(門松)
バラエティーに富んだプログラムで全16曲を披露し、記念すべき初めてのワンマンコンサートは終了。最後までその類い稀な歌声と輝く笑顔で観客を楽しませた。
NEW RELEASE!!
2022年5月25日発売
門松みゆき「彼岸花咲いて」
「彼岸花咲いて」
作詞:石原信一 作・編曲:蔦将包
c/w「さくらの唄」(オリジナル/美空ひばり)
作詞:なかにし礼 作曲:三木たかし 編曲:西村真吾
日本コロムビア COCA-18006 1,350円(税込)
CHECK!!
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