長良グループ主催『夜桜演歌まつり』が3年ぶりに開催。グループ所属のアーティスト全8組が豪華競演!
今回で21回目を迎える『第二十一回・長良グループ 夜桜演歌まつり~熱唱 春の祭典スペシャル~都内23区・23年をかけて……』が、4月6日、昼夜2回にわたり東京・足立区の西新井文化ホールで開催された。
『夜桜演歌まつり』は、毎年桜の季節に都内23区を1カ所ずつ、23年かけてまわるという長良グループ主催の壮大なコンサートイベントで、演歌活性化を目的に売り上げの一部を開催区に寄付するというチャリティー活動も兼ねて、2000年の北区(赤羽会館)からスタートした。2019年(4月11日に杉並区の杉並公会堂で行われた)の20回までは毎年順調に実施されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で20年、21年と2年連続で中止となり、今年が3年ぶりの開催となった。
出演者は、藤野とし恵をはじめ、田川寿美、水森かおり、氷川きよし、椎名佐千子、岩佐美咲、はやぶさのヒカル、ヤマト、辰巳ゆうとの、長良グループ所属のアーティスト全8組。氷川は、現在声帯ポリープの治療中のため歌唱はできなかったが、久しぶりにファンの前に元気な姿を見せた。
「こうしてお客さまが目の前にいてくださるのは、われわれ歌い手にとっては最高のエネルギーになりますので、行われなかった(2年間の)分まで感謝の気持ちを込めてみんなで一生懸命頑張ります」(水森)
「皆さまと一緒にまたこのステージに立たせていただいて、今日はいっぺんに春が来ました」(藤野)
「1年に一度、桜の花を見ると一生懸命咲いているんだなという励みになりますし、癒やされますよね。その桜をテーマに『夜桜演歌まつり』がスタートして、大好きな歌仲間とご一緒できることも幸せですし、何よりもこうして来てくださる方がいてくださるのが感激です。本当にようこそお越しくださいました」(田川)
昼夜2回公演合わせて約1800人の満席となる熱烈なファンが詰めかけ、マスク越しに静かに声援を送る中、出演者全員で昭和の名曲「青い山脈」を歌ってオープニングの幕を開けた。
続いて、それぞれの代表曲から田川が「楓」、辰巳が「下町純情」、藤野が「女の流転」、水森が「鳴子峡」、はやぶさが「恋のすみだ川」、岩佐が「無人駅」、椎名が「御意見無用の人生だ」を歌唱。そして、今回歌唱ができない氷川に代わり、他の出演者全員で「きよしのズンドコ節」を披露した。
その後、ステージ上で同公演の収益金の一部を足立区に寄付する式典が催され、長良グループを代表して田川が、足立区社会福祉協議会の会長・小久保隆氏に寄付金を手渡し、小久保会長からは長良グループあてに感謝状が渡された。
後半は、各アーティストの新曲から田川が「雨あがり」(日本コロムビア)、はやぶさが「サンキュ!ピース feat.辰巳ゆうと」(ビクター)、岩佐が「アキラ」(徳間ジャパン)、藤野が「潮鳴り岬」(テイチク)、椎名が「面影みなと」(キングレコード)、辰巳が「雪月花」(ビクター)、水森が「九十九里浜」(徳間ジャパン)を熱唱。エンディングでは、出演者全員が勢ぞろいし、全員で「明日はいい日」を合唱し、全17曲のプログラムで最後まで客席を楽しませた。
「今日は皆さま、最後までお付き合いいただきありがとうございました」(辰巳)
「ありがとうございました。お客さまの前で歌わせていただき、逆にエネルギーをいただきました」(はやぶさ・ヤマト、ヒカル)
「皆さまに直接歌を聴いていただくのが、自分にとってすごく幸せなことだなと改めて感じました」(岩佐)
「今日は幸せいっぱいの時間をありがとうございました」(椎名)
『夜桜演歌まつり』は、残すところ豊島区と世田谷区の2カ所のみとなった。この日のステージの模様は、4月8日の10時から17日の23時59分までPIA LIVE STREAM(2,500円税込)で動画配信される。
CHECK!!
「第二十一回・長良グループ 夜桜演歌まつり
~ 熱唱 春の祭典スペシャル ~都内23区・23年をかけて……」
【配信観覧】PIA LIVE STREAM
【料金】2,500円(税込)
【配信期間】2022年4月8日(金)10:00~2022年4月17日(日)23:59
【出演者】田川寿美 / 水森かおり / 氷川きよし / 岩佐美咲 / はやぶさ / 辰巳ゆうと / 藤野とし恵 / 椎名佐千子 [司会]西寄ひがし
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