山内惠介が25周年記念曲「北の断崖」で『2025年間USEN HIT演歌/歌謡曲ランキング』第1位を獲得 。2年ぶり4度目の快挙!
今年でデビュー25周年を迎えた山内惠介の最新シングル「北の断崖(きりぎし)」が、『2025年間USEN HIT演歌/歌謡曲ランキング』で第1位を獲得したことが12月11日に発表され、東京・渋谷区のUSEN渋谷ビルでトロフィーの贈呈式が行われた。
このランキングは、株式会社USENが「USEN MUSIC AWARD2025」と題し、創業より60年以上運営する国内シェアNo.1(同社調べ)の店舗BGMにおいて、オンエア実績やリスナーからのリクエストをもとに独自集計したもの。2024年11月22日から2025年11月20日までの1年間にわたって、日本中の人たちに親しまれたヒット曲を選出。「J-POP部門」「SNS部門」「演歌/歌謡曲部門」「洋楽部門」「K-POP部門」「アニメ部門」「J-POP/洋楽部門」の全7部門に分けて発表され、J-POP、SNS、アニメ、JJ-POP/洋楽の4部門では、Mrs.GREEN APPLEが1位を獲得。洋楽部門はビリー・アイリッシュ、K-POP部門はG-DRAGONが1位を獲得した。
そして、「演歌/歌謡曲部門」で見事1位に輝いたのが、山内惠介の25周年記念曲「北の断崖」。「USEN HIT年間ランキング」で1位を獲得するのは2年ぶり、歴代最多タイの4度目となる快挙だ。
この日、株式会社USENのエンターテインメント事業部長・瀬戸彰人氏からクリスタルのトロフィーを贈呈された山内は「毎年この賞を狙っていまして、『こころ万華鏡』以来2年ぶり4回目ということで、自分の25年の歩んできた歴史を感じています。25年の節目の年にして『北の断崖』が1位を獲れたというのは、過去は過去としていま現在の自分を評価していただいた結果なんだと…それが、2年前の受賞よりうれしかったです」。
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「『北の断崖』は、断崖絶壁を舞台に、行き場のない女性の心情をうたった王道演歌ですが、25周年の今年は、僕にとって、いいこともそうでないこともあった1年でした。しかし、こうして皆様の1回1回のリクエストが形になって、2026年の新しい一歩を踏み出す門出にふさわしい賞をいただけたことに心から感謝しています」と感激の様子で話した。
また、「25周年の全国ツアーが何事もなく完走でき、『北の断崖』がYouTubeで360万回再生突破と、演歌・歌謡曲の中で一番多く再生され、USENと同じく何度も聴きたい曲として認知していただいたこと。そして、歌手になる前からの夢だった椎名林檎さんとのコラボレーションが実現したので、この25年という節目の年に『北の断崖』と『闇にご用心』を紅白でご披露したかった…。それが叶わなかったのは残念ですが、その発表のあとに日本レコード大賞最優秀歌唱賞が決まるなど、その間は「人生って、ジェットコースターのようだ」と思いました。こういうアップダウンを味わいながら年末を過ごすのは、僕にとって初めてのことです。そこにきて『2025年間USEN HIT演歌/歌謡曲ランキング』で第1位をいただけたのは、まだまだ自分の可能性を信じられるといいますか、山内惠介の伸びしろみたいなものを認めていただいているのかなと、自分ではそう思っています」と、今年一年を振り返った。
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今年はUSENで流れてきた「北の断崖」を何度も耳にしてきたそうで「シチュエーションが変わると自分の歌ではないように聴こえる。自分が歌っていないのに代わって歌ってくれている。そんなふうにUSENから流れる歌に感じます」と山内
そして、来年は「新曲も出来上がっていますので、その曲でまたUSENのランキングで1位を狙いたい。基本は演歌歌手。あまりカテゴリーにははまらず、歌に自分が表現できるのであればボーカリストとして挑戦していきたい。いまもそれは続いていますが、2026年は、演歌・歌謡曲を大事にしながらも、そのこだわりを強く持つのではなくて、『歌手・山内惠介』というのが一つのジャンルに確立できるような1年にしたい」と話していた。
今年は、「デビュー25周年記念 五大都市コンサート」をはじめ、数々のコンサートツアーを成功させ、同郷(福岡県)の高校の先輩、椎名林檎が作詞・作編曲を手がけた『闇にご用心』(アニメ「ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ」エンディングテーマ)が話題となり、そのMVのYouTubeでの再生回数も230万回を突破した。
また、5月に授賞式が行われた「USEN MUSIC AWARD2025」で最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞を受賞し、12月30日にTBSで生放送される『第67回 日本レコード大賞』では、念願の最優秀歌唱賞を受賞している。


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