木村徹二、1年ぶりのワンマンコンサートで見せた“進化”。来春の新曲リリースを緊急発表!
木村徹二が、11月15日、東京・日本橋三井ホールで、およそ1年ぶりとなるワンマンライブ『木村徹二 LIVE Ⅲ アイアンファミリー集結!キミとアナタとそして僕』を開催。デビューから3年間の進化を、全国から駆けつけた子アイアン(ファン)へ披露した。
用意された700席は即完売。青いペンライトで埋め尽くされた客席に向け、今月発売されたばかりのカバーアルバム『ザ・カバーⅢ ~すいません!アイアンマシマシで!~』収録曲をはじめ、デビュー曲「二代目」などのオリジナル曲はもちろん、昭和の名曲カバーまで全24曲を熱唱。多彩な楽曲を織り込んだ、まさに“今年1年の集大成”となるステージとなった。

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS
コンサートは、1年をかけて歌い続けてきた最新曲「雪唄」で幕開け。続けて「つむじ風」「湯の街」「みだれ咲き」とオリジナル曲をたたみかけ、序盤から”アイアンボイス”を惜しみなく響かせた。
「木村さん、かっこいいですか?”大きい”というのも聞こえましたね。かわいい…おっしゃるとおりだなと思いますよ。3年目の今年は、本当にいろいろなところに行かせていただきました。ありがとうございます。皆さんのおかげでございます」
続くカバーコーナーでは、父・鳥羽一郎の代表曲「兄弟船」や叔父・山川豊の「アメリカ橋」、そして「愛待草より」(山川)、「海よ海よ」(鳥羽)を力強くもしなやかな歌声で初披露し、大きな拍手に包まれた。
「何よりも、自分は歌がやっぱり好きでこの業界に入りました。うちの父もそうだし、おじさんもそうですけど、みんな歌が好きな家族でございますから、これを仕事にできてるっていうのはありがたいことです」

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS
兄・木村竜蔵をステージに呼び込むと、息の合ったユーモアセンス抜群のトークで会場を沸かし、二人で組むポップスデュオ・竜徹日記の「誰かのヒーロー」をデュエット。さらに、竜蔵が未発表曲「めぐりあい」をソロで弾き語り、会場の熱気はいっそう高まった。

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS
「小学校3年生ぐらいのとき、おふくろのCDラックを開けたら若いころのフォーク、ブルース、サウンドのCDがあって、ひたすら聴いたんです。そしてこういう歌を将来歌えたらいいなという思いが芽生えました。音楽を志した、一番最初のきっかけかなと思います」
白いスーツに衣装チェンジし登場した木村は、ちあきなおみの「紅い花」、松山千春の「長い夜」など思い出深いカバー曲やオリジナルを織り交ぜ、後半も貫禄たっぷりのステージングでファンを魅了した。

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS
クライマックスでは、デビュー曲「二代目」や「男の拳」などを歌い上げ、「2月も追加公演がありますので、遊びに来ていただければうれしいです。どんどんどんどんこのワンマンライブの回数が増えてくるとですね、また違った景色が見えるようになってくるわけでございます。まだまだ夢への途中でございますので、最後は『夢の花道』という曲をお送りしたいと思います!」と話し、次なる挑戦を見据えながらも晴れやかな笑顔で本編を締めくくった。

Shotaro Yaoita / NEWFATGLORYFILMS
アンコールでは、「雪唄」を竜蔵の伴奏によるピアノバージョンで初披露。演歌とポップスを融合したような独自のスタイルを目指す木村の、豊かな表現力が際立つひと時となった。


11月15日正午より、木村本人によるXmasメッセージボイス付きの商品『木村徹二「雪唄」Xmasスペシャル配信パッケージ』が、クラウンミュージックストアにて期間限定でリリース。購入者が指定した名前を呼ぶオリジナルのメッセージボイスがプレゼントされる
竜蔵が作詞作曲を手がけている「雪唄」は、12月6日18:30よりBSテレ東で放送される『第58回 日本作詩大賞』にノミネートされており、木村は「この賞を兄貴がもらうというのは誰よりも僕がうれしい。兄貴のね、曲作りへの思い、大変さみたいなものもいつも見てますから。ぜひとも賞を取れるように、プレゼントできるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と、ファンへ熱く呼びかけた。
さらに、本公演のDVD化と来春2月に4作目のシングル「風神雷神」のリリース決定を緊急発表。また、2026年4月2〜3日に、坂東玉三郎氏が構成・演出を行うコンサート『木村竜蔵 木村徹二が歌う 坂東玉三郎の世界』が開催されることを、改めて報告した。

開演前会見で竜蔵は、新曲について「『二代目』『みだれ咲き』から『雪唄』と、最初はド演歌でいってそこから少しずつ演歌風味をポップスと混ぜていって、だんだんポップスに寄せていった。 僕の想定ではこの三部作で木村徹二のデビューのスタートとしては完結したつもりでしたので、ここからまた新しいものを作り直そうということで(新曲を)考えました。 そこで、もう一回少し演歌寄りに戻そうかなと。この3年間彼を見てきて、”持ち味って何だろうな”と考えたときに、やっぱりこの男っぽさというか、なかなか今いないタイプかなと思うんです。なんて言うんでしょうね…ボクサーパンツよりふんどしが似合うような男というか」と語り、記者から「”ふんどし演歌”ということですね?」と問われ「そうですね」と即答。報道陣も思わず吹き出すひと幕に
二人には坂東氏本人からのメッセージ動画が贈られ、たくさんのサプライズプレゼントに会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
関連記事▶︎坂東玉三郎がプロデュース!『木村竜蔵 木村徹二が歌う 坂東玉三郎の世界』が来春開催へ
最後は、2枚目のカバーアルバム『ザ・カバーⅡ~海とか山とか旅とか酒とか~』に収録されている「山河」を力強く歌唱。今年の集大成ともいえるライブは熱く盛り上がる中、幕を閉じた。
◾️セットリスト
M1 雪唄
M2 つむじ風
M3 最後の酒
M4 湯の街
M5 みだれ咲き
M6 兄弟船
M7 アメリカ橋
M8 愛待草より
M9 海よ海よ
M10 誰かのヒーロー
M11 めぐりあい(竜蔵ソロ)
M12 紅い花
M13 長い夜
M14 青春の影
M15 長崎は今日も雨だった
M16 北の宿から
M17 石狩挽歌
M18 ラヴ・イズ・オーヴァー
M19 二代目
M20 男の拳
M21 湯呑み酒
M22 夢の花道
Enc. 雪唄(ピアノバージョン)
Enc. 山河
NEW RELEASE!!
2025年11月5日発売
木村徹二『ザ・カバーⅢ ~すいません!アイアンマシマシで!~』

【収録曲】
1. 襟裳岬
2. 雨の慕情
3. 酒と泪と男と女
4. 雪國
5. ラヴ・イズ・オーヴァー
6. 北の宿から
7. 憧れのハワイ航路
8. 高校三年生
9. 北国の春
10. 熱き心に
11. 男の港
12. 川の流れのように
日本クラウン CRCN-20498 3,000円(税込)
木村徹二「雪唄」Xmasスペシャル配信パッケージ

【商品内容】
「雪唄」他全9曲のDL販売+貴方の名前を呼ぶ本人Xmasメッセージボイス
【購入者特典】
貴方の名前を呼ぶ本人Xmasメッセージボイス
本パッケージをご購入頂いた方全員に木村徹二から貴方へ向けたXmasメッセージボイスをデジタルデータ(GIGAファイル便)でお届けいたします。
*Xmasメッセージボイスの送付は2025年12月24日を予定
購入はこちら→https://crown.murket.jp/artist/43570
2,500円(税込)
2025年7月9日発売
木村徹二「雪唄」(特別盤)

「雪唄」
作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
c/w「湯呑み酒」
作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
c/w「鯱」
作詞:新本創子 作曲:三原綱木 編曲:丸山雅仁
日本クラウン CRCN-8760 1,500円(税込)
2025年2月5日発売
木村徹二「雪唄」(Aタイプ)

「雪唄」
作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
c/w「湯の街」
作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
日本クラウン CRCN-8724 1,500円(税込)
2025年2月5日発売
木村徹二「雪唄」(Bタイプ)

「雪唄」
作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
c/w「忘らりょか」
作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
日本クラウン CRCN-8725 1,500円(税込)
CHECK!!
木村徹二日本クラウンアーティストサイト
木村徹二公式X
木村徹二Instagram
木村徹二公式YouTubeチャンネル


この記事へのコメントはありません。