瀬口侑希がデビュー25周年コンサートを開催！ビオラ演奏、長編歌謡浪曲「一本刀土俵入り」を芝居仕立てで披露

最新曲「幸せに遠い岬」が好調の瀬口侑希が10月10日、東京・北区の北とぴあ つつじホールで『瀬口侑希25周年コンサート～希望HOPE～』を開いた。

特別ゲストに編曲家・若草恵氏、ゲストに六本木ヒロシ、「2023年 日本クラウン アーティストオーディション」で準グランプリを獲得し、今年1月15日に「北へひとり旅」でデビューした楠木康平が出演した。会場は、熱烈なファンで満席。特別ゲストの若草氏がピアノ演奏で参加し、「25周年のコンサートの幕を開けることができたのもこれまで応援してくださった皆さまのおかげです。今日は、これまでの歌手人生を振り返って歌をお届けします」とあいさつ。

二部構成の第一部は、新曲「幸せに遠い岬」をはじめ、「海峡」「放浪記」「おけさ恋歌」「千年の恋歌」、前作「さだめの海」などシングル作品を次々と歌唱した。

また、途中チャレンジコーナーとして、現在レッスンに通っているというビオラで「Ｇ線上のアリア」を着物姿で演奏し、大きな拍手に包まれた。YouTubeではビオラの練習風景などを公開している。

第二部のオープニングでは、芝居仕立てで長編歌謡浪曲「一本刀土俵入り」を披露。駒形茂兵衛を瀬口、お蔦を六本木、お蔦の旦那・辰三郎を楠木、儀中一家の親分を藤原章子が演じながら、最高潮に達する芝居の中で同曲を熱唱した。

ゲストコーナーでは、楠木がデビューシングル「北へひとり旅」のカップリング曲「おんなのワルツ」、六本木が新曲「冬の朝顔」などを歌いステージに花を添え、後半は瀬口が「津軽の春」「冬航路」、新曲「幸せに遠い岬」のカップリング曲「あした川」、2006年12月発売のヒット曲「不如帰」、2000年4月21日発売のデビュー曲「ねぶた」などを歌唱。ゲスト歌手の曲を含め、全32曲のプログラムで最後まで客席を楽しませた。

六本木ヒロシ

コンサートを終えて瀬口は、「一本刀土俵入り」の芝居で参加した3人に「歌手仲間の皆さんが一緒になって楽しんでくださるような舞台が作れたのは3人のおかげなので、心から感謝しています」と、ねぎらった。
その六本木は「瀬口さんは素晴らしい演技力でしたね。幕が下りてから瀨口さんが『ありがとう』と涙ぐみながら言ってくださったので、一緒に25周年をお祝いできて本当によかったなと思います」、楠木は「記念すべき25周年のコンサートに出演させていただいてうれしかったです。お芝居やビオラなどいろんなことにチャレンジされていて、素晴らしいコンサートだなと思いました」と、ともに感激していた。
瀬口は「帰りに皆さんから『よかったよ』と声をかけてもらえてとても幸せです。25年、あとは希望に向かって突き進んでいきたい。12月には新曲を出しますので『不如帰』を超えるヒットにしたい」と話していた。

NEW RELEASE!!

2025年12月3日発売
瀬口侑希「二人傘」
「二人傘」
作詞：高城のぼる 作曲：水森英夫 編曲：竹内弘一
c/w「奪うつもりで愛します」
作詞：米塚ひろし 作曲：水森英夫 編曲：竹内弘一
日本クラウン　CRCN-8802　1,500円（税込）

2025年10月8日発売
瀬口侑希『ベスト ～幸せに遠い岬・不如帰～』

【収録曲】
1.幸せに遠い岬
2.さだめの海
3.運命の悪戯
4.冬航路
5.片恋しぐれ
6.須磨の雨
7.雪舞い岬
8.津軽の春
9.八尾しぐれ
10.三春の桜
11.放浪記
12.海峡
13.ねぶた(NEBUTA)
14.不如帰
15.一本刀土俵入り
日本クラウン　CRCN-41537　3,300円（税込）