福田こうへいが初の両国国技館でコンサート開催！「歴代横綱が刻んだ歴史のように、歌謡界に歴史を刻んでいきたい」

2025.09.05News

2012年10月24日にキングレコードから「南部蝉しぐれ」でデビューして今年で13年を迎え、最新曲「匠～たくみ～」と最新アルバム『戀（こい）』（一文字シリーズアルバム第12弾）がともに好調の福田こうへいが、9月5日、東京・墨田区の両国国技館でコンサート『福田こうへい両国国技館 2025〝大一番〟』を開いた。

自身初の両国国技館という過去最大級の会場での単独公演で、「自分にとってもまさに大一番のコンサートなので、皆様におもいっきり楽しんでもらえるよう一生懸命歌います」と大張り切り。会場には約4000名の熱烈なファンが詰めかけ、〝こうへい〟コールが飛び交った。福田は紋付袴姿で登場し、「初めての両国国技館、このように席を温めてくださいました皆さん、本当に感謝申し上げます。演歌歌手、そして民謡歌手、すべての魂を今日ここに皆さんとともに置いていきたいなと思います。最後までどうぞよろしくお願い申し上げます」とあいさつした。

前半は、国技館ならではの選曲から村田英雄の「男の土俵」、三橋美智也の「一本刀土俵入り」、オリジナル曲から「峠越え」「天竜流し」、股旅コーナーから五木ひろしの「旅鴉」、橋幸夫の「殺陣師一代」、懐かしの昭和の世相コーナーでは数々のヒット曲を歌唱。『第25回日本民謡フェスティバル』でグランプリを受賞するなど数々の民謡コンクールで優勝してきた福田。民謡で日本一になれなかった父親（52歳で他界した元民謡歌手・福田岩月）の代わりに日本一になった〝民謡歌手・福田こうへいが、父をしのびながら「南部よしゃれ節」や「南部牛追唄」などを披露した。

後半は、オリジナルナンバーから新曲「匠～たくみ～」をはじめ、「道ひとすじ」「男の残雪」「北の出世船」「一番マグロの謳（うた）」、前作「庄内しぐれ酒」、大ヒット曲「南部蝉しぐれ」、そして9月5日発売の「おいらの祭り唄」などアンコールを含めて全35曲を熱唱した。

さらに、そのアンコールは圧巻。フィナーレを飾るにふさわしく、伊藤久男の「イヨマンテの夜」を大会場の隅々にまで響き渡る大声量で歌い上げ、約3時間にわたる聴きごたえ満点のステージで最後まで客席を魅了した。

初の国技館単独公演に喜びもひとしおで、「夢にまで見た両国国技館でのコンサート。いままでこれ以上のステージはありませんでしたので、今日は貴重なステージを皆さんに作っていただいたなと…。まさかこういった場所で歌を歌わせていただき、そして皆さんに聴いていただく歌手になるとは思ってもいませんでした。生きていれば（相撲が大好きだった）おじいちゃんやおやじにも見てもらいたかった。国技館には歴代横綱の歴史が刻まれていますが、自分も歌謡界に歴史を刻んでいきたい」と話していた。

今回の公演開催を記念して、数量限定のシングル「おいらの祭り唄」を9月5日に発売。同カップリングには、2010年のファーストリリースから15年が経った代表曲「南部蝉しぐれ」を新たにレコーディングした「南部蝉しぐれ二〇二五」が収録されている。

NEW RELEASE!!

2025年9月5日発売
福田こうへい「おいらの祭り歌」

「おいらの祭り歌」
作詞・作曲：小椋佳　編曲：佐藤和豊
c/w「南部蝉しぐれ二〇二五」
作詞：久仁京介　作曲：四方章人　編曲：伊戸のりお ※オリジナル編曲：前田俊明
キングレコード　NMAX-1445　1,500円（税込）

2025年3月5日発売
福田こうへい『戀（こい）』

【収録曲】
M1　初恋（村下孝蔵）
M2　恋唄綴り（堀内孝雄）
M3　アメリカ橋（山川豊）
M4　愛の終着駅（八代亜紀）
M5　石狩哀歌（神野美伽）
M6　函館の女（北島三郎）
M7　熱海の夜（箱崎普一郎）
M8　雨の御堂筋（欧陽菲菲）
M9　くちなしの花（渡哲也）
M10　道頓堀人情（天童よしみ）
M11　石狩川悲歌（三橋美智也）
M12　長崎の女（春日八郎）
※曲目、曲順は仮です。変更になることがありますので予めご了承ください
※（　）内はオリジナル歌手名
キングレコード　KICX-1193　3,300円（税込）

CHECK!!

2025年1月1日発売
福田こうへい「匠～たくみ～」

「匠～たくみ～」
作詞：万城たかし　作曲：岡千秋　編曲：南郷達也
c/w「母ちゃん待ってる終列車」
作詞：万城たかし　作曲：岡千秋　編曲：南郷達也
キングレコード　KICM-31152　1,500円（税込）