• HOME
  • News
  • 村木弾がデビュー10周年記念ソロライブを開催! 船村徹門下の兄弟子が応援に

村木弾がデビュー10周年記念ソロライブを開催! 船村徹門下の兄弟子が応援に

日本の戦後歌謡界を代表する故・作曲家の船村徹氏の最後の内弟子で、2016年2月17日に日本コロムビアから舟木一夫プロデュースによる「ござる~GOZARU~」でデビュー。今年で10周年を迎えた村木弾が、3月19日、東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館けやきホールでデビュー10周年記念ソロライブを開いた。

船村氏の長男で作・編曲家の蔦将包氏率いるバンド・仲間たちバンド(ピアノ・蔦将包、ベース・朝本吉哲、ギター・斉藤功、アコーディオン・水野弘文、ヴァイオリン・元井信)のアコースティック編成による生演奏で聴かせるスペシャルライブ。会場には、デビュー当時からの熱烈なファンが大勢詰めかける中、オープニングで「ござる~GOZARU~」を歌うと、同曲を作詞した舟木一夫が突然、真紅のバラの花束を持って登場。客席からも驚きの声が上がり、舟木は「10年、早いものですね。今日はおめでとうございます。僕らの世界では流行に乗り遅れるのはまずいので、花束とは別に10万円の商品券を持ってきました」。ジョークを飛ばしながら、かわいい後輩歌手に祝いの言葉を贈った。

そのサプライズに村木は「本当にびっくりしました」と目を丸くしながら「舟木さんは大先輩で、僕にとってはオヤジのような存在です」。感激しながら客席に向かって「今日まで10年やってこられましたが、その中にはいろんな人との出会いがあり、コロナで2年ほど皆さん方の前で歌えない時期もありました。なんとか無事、乗り越えられました。これからあと何年歌を続けられるかわかりませんがいい歌をお届けして、そして自分で納得できる歌を歌える限り歌っていきたい」とあいさつした。

その後、「さんざし恋歌(れんか)」「友情の星」、前作「暴れ船」、さらに「修学旅行」「高校三年生」など舟木一夫メドレーなどを熱唱。後半は、同じ船村徹門下の兄弟子、静太郎、天草二郎、走裕介が応援に駆けつけ、それぞれの最新曲から走が「雫(しずく)」、天草が「天草情歌」、静が「おふくろえれじぃ」、合わせて村木が走と「矢切の渡し」、天草と「王将」、静と「おんなの宿」と、船村メロディーの傑作曲をデュエットして会場を沸かせた。

走裕介

天草二郎

静太郎

そして全員で、村木が歌手を目指すきっかけになった船村作品「兄弟船」を歌唱し、その曲を大ヒットさせた兄弟子の鳥羽一郎から「村木弾くん、10周年おめでとうございます。船村先生の最後の内弟子がデビューするということで、先生にもレッスンを受けあれから10年…感慨深いです。これまでの活躍と素晴らしい楽曲に心から経緯を表し、船村先生の教えを大切にさらなる飛躍を楽しみにしています」と、祝いのメッセージを贈ると、そこにいきなり鳥羽が登場。客席も沸く中、船村作品「海の匂いのお母さん」を歌ってステージに花を添えた。船村門下生全員で鳥羽のヒット曲「師匠(おやじ)」を歌い、最高潮に盛り上がると村木は感激のあまり涙を流しながら、同曲を歌えなくなる感動的なシーンもあった。

フィナーレは、今年1月22日発売の10枚目の最新曲で、海を舞台に父母を想う望郷の心を歌った「母さんの海うた」。全18曲のプログラムを披露し、最後まで客席を楽しませた。

「最初に舟木さん、最後のほうに鳥羽の兄貴が来てくれたりサプライズばかりでしたが、今日集まっていただいたお客様たちに感謝の気持ちを込めてのライブでしたし、兄貴(兄弟子)たちと一緒にやりたいとずっと思っていたので、それが実現できてよかったです。これからも一年一年、いい歌を残していきたい」と感激もひとしおだった。

 

 

NEW RELEASE!!

2025年1月22日発売
村木弾「母さんの海うた」

「母さんの海うた」
作詞:原文彦 作曲・編曲:蔦将包
c/w「北斗七星」
作詞:木下龍太郎 作曲:船村徹 編曲:蔦将包
日本コロムビア COCA-18238 1,500円(税込)

CHECK!!

村木弾日本コロムビアオフィシャルサイト
村木弾公式X
村木弾公式YouTubeチャンネル

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。