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マジカルボイス・葉月みなみが隠れた名曲「バラの香水」をカバ ー。初のコンプリートアルバムも世界185カ国に向けて同時配信

世界戦略曲第6弾「コブラ」(昭和のアニメ主題歌「コブラ」のカバー曲)が好調のマジカルボイス・葉月みなみが、第7弾となる最新シングル「バラの香水」と初めてのアルバム『葉月みなみコンプリートアルバム~世界戦略曲全集2025~』を同時リリースし、日本最大の音楽配信代行サービス・Tune Core Japanを通じて世界185カ国、55のプラットホームに向けて配信がスタートした。

新曲「バラの香水」は、前作「コブラ」に続くカバーシングル。アルバムは、これまで歌ってきた世界戦略曲6曲に初収録1曲を加えた全7曲が収録され、葉月にとって初のコンプリートアルバムとなる。

「年明けに赤坂氷川神社さんでご祈祷をさせていただき、今年も新しい挑戦ができればいいなと思っていましたが、さっそくファンの方にうれしい報告をさせていただけることになりました。ひとつはデビュー以来、ずっと夢だったアルバムをリリースすることができたこと。もうひとつは『バラの香水』をカバーさせていただき、世界戦略曲第7弾として世界配信できたことです」

「バラの香水」は1997年に矢野裕子がリリースした、好きな人への想いを薔薇の香水にたとえた切ないバラードで、隠れた名曲として知られている。

2025年2月25日配信 葉月みなみ「バラの香水」

「プロデューサーの岩尾三四郎さんから課題曲として最初に与えられたのが、『バラの香水』でした。それまではこの曲のことを存じ上げていなかったのですが、初めて聴いたときに『歌いたい!』と思ったのをすごく覚えています」

岩尾氏は、矢野裕子の所属事務所だった社長と懇意にしていたこともあり、矢野が一線を退いたあとは、「いつかこの曲を自分の手でもう一度、世に出したい」と思い続けていたという。

「岩尾さんから次は『バラの香水』で行こう、と言われたときはうれしかったですね。作曲の幸(耕平)先生にレッスンをしていただいたときは、最初、『歌になっていない』と厳しい指摘を受けたほどでしたから、ついに歌える!って」

写真左より葉月、「バラの香水」をアレンジした作・編曲家の周防泰臣氏

だが、レコーディングは難航した。「二度行いました。最初の歌に納得できなくて…。岩尾さんからも主人公の揺れ動く感情を歌いすぎていると指摘されましたので、レコーディングをやり直したんです。こんなことは初めてでした」。苦難の末に出来上がったのが、今回の世界戦略曲第7弾「バラの香水」。そして、同時リリースされたのが、念願のアルバム『葉月みなみコンプリートアルバム~世界戦略曲全集2025~』だ。アルバムには、2022年9月に発表した世界戦略曲第1弾「レイニー・バスステーション」から前作「コブラ」までの世界戦略曲シリーズ全6曲に、葵司朗とのデュエット曲「恋は素敵なショータイム」のソロバージョンが初収録される。

2025年2月25日配信 葉月みなみ『葉月みなみコンプリートアルバム 〜世界戦略曲全集 2025〜』

「今年も新しい挑戦ができればいいなと思っていますが、まずは初心に帰って、いままで以上に歌に専念しながら、全国でライブを開きたいなと思っています。その節は生の私の歌をぜひ聴きに来てくださいね」

この3月でデビュー17年目を迎える葉月は「カバーシングル『バラの香水』とコンプリートアルバムの世界同時配信を合図に全国を飛び回りたい」と意欲満々だ。

 

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