ハン・ジナが毎年恒例のバースデーライブを開催!「パリよりも熱い一夜限りのフェスティバルがスタート」
ハン・ジナが、誕生日前日の8月4日、東京・マリーグラン赤坂で毎年恒例となっているバースデーライブを行った。
ハン・ジナは、韓国・ソウル出身。1998年に本名のハン・ボクスン名義で「別れていても」「哀しみの扉」でデビューしたが、2005年に現在のハン・ジナに改名。2012年に発売した「窓」が日本クラウン・平成25年度シングルヒット賞を受賞。平成26年度には2014年に発売した「愛は水平線」、同じく2014年発売の「ガラスの部屋」が平成27年度と、3年連続でヒット賞を受賞している。2023年にはデビュー25周年を迎え、その歌声や美貌にもいっそう磨きがかかり、老若男女問わない多くのファンから支持を集めている。
コロナ禍でやむを得ず見送られていたバースデーライブは、一昨年に3年ぶりに復活。今年も昼夜ともに満員御礼の大盛況の中、猛暑を吹き飛ばすようなセクシーかつパワフルなハスキーボイスでファンを魅了した。
「フランスのパリでは世界の熱いフェスティバルが真っ最中ですけれども、今日はこちらで負けないくらい熱い一夜限りのフェスティバルが始まります。最後までどうぞよろしくお願いいたします!」
鮮やかなブルーのドレスに身を包み、松任谷由実の「真夏の夜の夢」を歌いながら登場し記念すべきバースデーライブがスタート。続けて、「歌は世につれ世は歌につれ。古き良き昭和の名曲たち。皆様の青春時代の名曲は、心の中に色あせることなくぴったりと寄り添っていると思います」と話し、演歌・歌謡界を代表する歌姫の相次ぐ訃報に胸を痛める心境を吐露しながらも、八代亜紀の「舟唄」、門倉有希の「ノラ」と昭和歌謡史に残る名曲を歌い、歌手仲間を偲んだ。
また、「世の中にはいろいろな形の愛があります。ヒット曲を1500曲も作られている作曲家・中川博之先生のこの一曲は、たくさんの歌手にも歌われていますし、好きな方はいっぱいいらっしゃると思います」と、2014年に亡くなったムード歌謡の巨匠の珠玉の一曲「愛をありがとう」を披露した。
歌い終えると、ハン・ジナのバースデーを祝うべく「Happy Birthday to you」のメロディーとともに大きなバースデーケーキがステージへ運ばれた。さらに、客席でハン・ジナを見守っていた作詞家・髙畠じゅん子氏が登壇。「ハッピーバースデー。いくつになったのかなぁ?」と笑いを誘いながらも、温かいメッセージを送りハン・ジナを祝福した。
第二部は、美しい赤のマーメイドドレスに身を包み、「ガラスの部屋」「愛よりも深く」などの代表曲を中心に届けた。「演奏が素晴らしいと歌も生きるわね!」とハン・ジナ。代表曲の「窓」、その続編となる楽曲「扉」のメドレーでは、豪華生バンドによりシャンソン風にアレンジされた歌い出しから、しっとりと表情豊かに歌うハン・ジナの姿に、ファンは熱い拍手を送った。
一体感の生まれた会場をよりひとつにしたのは、最後に披露されたロングヒット中の「天窓〜愛という孤独〜」。
「いま頑張っております作品です。ある日ふと天窓を眺めると、そこに三日月や流れ星が見える。まるでぽっかりと空いてしまった自分の心の穴と一緒だなと思いを重ねる素晴らしい曲です。皆様への感謝の気持ちを込めましてお届けします」
語りかけるような優しさと力強さも兼ね備えたハン・ジナの魅力的なハスキーボイスが、会場に響きわたり、心地良い余韻が漂う中、ライブは終演を迎えた。ハン・ジナは終始幸せそうな笑顔を浮かべていた。
11月10日には、同じ会場で『Autumn Live2024 ハン・ジナショー&のど自慢』を開催する。詳細は、ハン・ジナオフィシャルサイトまで。
◾️セットリスト
M1 真夏の夜の夢
M2 舟唄
M3 ノラ
M4 愛をありがとう
M5 メドレー(甘ったれ〜ひとり占め〜足でまとい〜二人でお酒を〜飛んでイスタンブール〜魅せられて〜二度と恋などしたくない〜お嫁サンバ)
M6 ガラスの部屋
M7 どうせ捨て猫
M8 本牧レイニーブルー
M9 哀愁のキエンセラ
M10 メドレー(窓〜扉)
M11 愛よりも深く
M12 二人だけのカルナバル
M13 愛された日々は過ぎても
M14 砂時計
M15 天窓〜愛という孤独〜
Enc. また逢う日まで
NEW RELEASE!!
2023年3月8日発売
ハン・ジナ「天窓~愛という孤独~」
「天窓~愛という孤独~」」
作詞:田久保真見 作曲:徳久広司 編曲:矢田部正
c/w「砂時計」
作詞:田久保真見 作曲:徳久広司 編曲:矢田部正
日本クラウン CRCN-8557 1,400円(税込)
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