『全国民の孫』小山雄大が念願のデビュー！「道南恋しや」発売記念イベントでのびやかでフレッシュな“マジックボイス”を披露

2024.04.10News

弱冠21歳、北海道札幌市で生まれ育った“マジックボイス”小山雄大が、4月10日、東京・カメイドクロックカメクロコートにてデビュー曲「道南恋しや」発売記念イベントを開催した。

2歳のころより、氷川きよしが大好きで演歌を歌い始めたという小山。4歳からは民謡で歌の基礎を学び、小学生に上がってからは三味線を習うなど素養をつけ、参加した数々の大会やコンテストで優勝をはじめさまざまな賞を受賞。幼くしてその秀でた才能を現してきた逸材だ。 2016年、中学一年生のときに『NHK のど自慢』チャンピオン大会に出場しグランドチャンピオンに輝いたことをきっかけに、15歳で上京して作曲家・弦哲也氏のもとでレッスンをスタート。6年の修業を経て、ついにこの日デビューを果たした。

デビュー曲「道南恋しや」は、小山の故郷である北海道の自然や家族の絆などを描いた望郷歌。師匠である弦哲也氏が、小山の民謡で鍛えたのびやかな高音、清らかな歌声の魅力を引き出した一曲に仕上がった。

この日は「道南恋しや」をはじめ、カップリング曲の「椿咲く島」や『NHKのど自慢』チャンピオン大会で歌唱した小山の勝負曲だという氷川きよしの「獅子」、そしてデビュー前より多くの導きを受けてきた所属事務所の先輩である三山ひろしの「北海港節」など全5曲を披露。その後、ステージに用意された大きな酒樽を力強く鏡開きし、デビューを祝った。
さらに、樽の中に入っていた酒ではなく小山オリジナルトランプをジャンケンで勝った10名にサプライズでプレゼント。熱烈なファンや足を止めて小山のフレッシュな歌声に聴き入った多くの人々を楽しませた。

カップリング曲「椿咲く島」は「弦先生にお世話になった中学一年生のころ、初めてお会いしたときの僕を思って書いてくださった作品」だと明かし、「舞台の五島列島には僕はまだ行ったことはないのですが、いつか訪れてこの曲を歌いたい」と話していた

また、会場に応援に駆けつけた所属事務所・ミイガンプロダクションの社長であり歌手の松前ひろ子と、「道南恋しや」の作詞を手がけたさわだすずこ氏が登壇。松前は「彼の一曲目を聴いたときに胸がいっぱいになりました。彼はすごい幸せだなぁと改めて思います。今日は、三山（ひろし）くんからも連絡がありました。アルバムのレコーディングで行けないけれど、小山くんに大きくなってほしいと願っていると。私も同じ気持ちです。どうぞ小山雄大をよろしくお願いいたします」と、小山へ涙ながらに温かいエールを送った。

写真左より、デビュー曲「道南恋しや」の作詞を手がけたさわだすずこ氏、小山、所属事務所社長であり歌手の松前ひろ子

小山は「今日の日を迎えられたことが本当にうれしいです。小さいころから演歌が大好きで、四六時中歌っているような子どもでした。その夢が叶って、母からも”叶ってよかったね。感謝してこれから頑張っていきなさいよ”と言ってもらいました。僕自身、歌に元気や勇気をもらってきたので、今度は自分が歌で勇気や元気や笑顔をお届けできるように、この一年、そしてその先もそういう歌手になれるように頑張っていきたいです。『全国民の孫』というキャッチコピーの通り、皆さんの孫のようにかわいがっていただけるように一生懸命精いっぱい頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします！」と、熱く意気込みを語りあどけない笑顔を見せた。