”演歌第7世代”青山新&辰巳ゆうと&新浜レオン&二見颯一&彩青が春一番スペシャルコンサート。この日で新浜が卒業
令和の演歌・歌謡界を担う有望な「演歌第7世代」と呼ばれる青山新、辰巳ゆうと、新浜レオン、二見颯一、彩青の若手男性歌手5人が3月15日、東京・中央区の日本橋三井ホールで『我ら演歌第7世代!春一番スペシャルコンサート』を開催した。
今回は、それぞれの新曲をはじめ、互いのオリジナル曲や春にちなんだカバー曲を披露するなど、バラエティーに富んだ構成のステージで、この日で新浜が「演歌第7世代」を卒業することになった。
開演前、青山は「東京では4回目の演歌第7世代コンサートですが、春一番ということなので、さわやかにフレッシュなステージをお届けしたい」。
辰巳は「この5人でステージに立てるのも今日が最後なので、しっかりと悔いなく皆さんと楽しい時間を過ごしたいですし、この5人の中でも思い出に残る時間にしたい」。
新浜は「全国たくさんの場所にこの5人で行かせていただいて、最初が東京でしたので、またこうして東京でこの日を迎えることができて本当に幸せです。事務所、レコード会社がそれぞれ違う5人が集まってやれることに感謝を込めて、今日は皆さんに笑顔をたくさん届けたい」。
二見は「〝演歌第7世代〟が発足して2年半になりますが、みんなそれぞれに大きくなったなと感じます。この5人のステージだからこそ楽しいんだよという声もたくさん聞いていますので、レオンさんは今日が最後になりますが、最後までしっかり盛り上げて、一番レオンさんが悔いのない一日にできれば…」。
彩青は「今日で新浜さんがご卒業なさいますが、新浜さんは春一番にぴったり、桜の花が咲いているようにまわりのみんなを照らしてくださるので、新浜さんのもとで歌わせていただけたのがうれしかったですし、今日も元気いっぱいに歌わせていただきます」と大張り切り。
熱烈なファンで満席の中、昭和の名曲「青春時代」でオープニングの幕を開け、シャッフルコーナーで、二見が青山の「女のはじまり」、新浜が辰巳の「誘われてエデン」、青山が彩青の「銀次郎 旅がらす」、辰巳が二見の「哀愁峠」、彩青が新浜の「離さない 離さない」を歌唱。
リクエストコーナーでは、青山が「スタンド・バイ・ミー」、辰巳が「ワインレッドの心」、新浜が「ギャランドゥ」、二見が「酒きずな」、彩青が「津軽じょんから節~風雪ながれ旅」を披露。そして、最新のオリジナル曲コーナーでは、彩青が「王手!」、二見が「罪の恋」、辰巳が「星くずセレナーデ」、青山が「女がつらい」、新浜が「全てあげよう」を熱唱。また、全員で「さくら(アカペラ)」「春一番」「サライ」など歌唱し、全25曲のバラエティー
に富んだステージで最後まで客席を楽しませた。
その中で、二見は「新浜レオンという花はつねに満開だと思う」と言えば、辰巳は「今年は、(レオンくんと)一緒に紅白に出よう!」と誓い合い、新浜は「今年で28歳と5人の中で最年長になりますし、デビューしてから丸5年になるので、ひとつの区切りとして卒業させていただくことにしました。お別れは寂しいですけれど、卒業とすると決めた以上はよりいっそう頑張って、皆さんに恩返しすることが演歌・歌謡界を盛り上げるためにも一番大切なことだと思います」と話していた。
8月7日には、兵庫・姫路市のアクリエひめじで演歌第7世代のスペシャルコンサートを開催。新浜が卒業した4人のメンバーのほかに、駿河ヤマト(はやぶさ)、原田波人、木村徹二がゲスト出演する。
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