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福田みのるが25周年記念曲「男の砂時計」「東京ブルーレイン」発売記念スペシャルライブを開催

福田みのるが、デビュー25周年記念曲となる両A面シングル「男の砂時計/東京ブルーレイン」を発売したのを記念して10月2日、東京・マリーグラン赤坂で新曲発売記念スペシャルライブを開いた。

「25年の間にはいろいろなことがありまして、昨年12月には大病して手術をしたのですが、生き返ってまいりました(笑)。僕も66歳になりました。60代というのは人生の分岐点でして、今年僕の友人が60代で二人亡くなりました。私も一度死にそうになりましたが、生をいただきました。だからもう一度、一からやり直そうと思っていたときにこの『男の砂時計』という熟年世代に向けた応援歌をいただきました。そして、『東京ブルーレイン』も私の持ち味、雰囲気を生かした曲でどちらも素晴らしい作品なので、これから大ヒット目指して頑張っていきたいと思っています」

そして新曲「男の砂時計」「東京ブルーレイン」をはじめ、湯原昌幸が作詞・作曲した前作「あまのじゃく」、カラオケで大人気の「つくしんぼ」、平尾昌晃氏が作曲した「人生はカーニバル」、花岡優平氏が作詞・作曲した「大分~Oita~」など全18曲を熱唱した。

清水アキラとのデュエットソング「別れ・ない」が好調の台湾出身の歌手・レイジュも駆けつけ、昨年10月に発売した話題曲「大阪なみだ雨」などを披露。「福田みのるさんはすごく優しくて私にとってお兄ちゃんみたいな存在です」と話しステージに花を添えた

途中、サプライズで湯原が花束を持ってお祝いに駆けつけると、福田は大感激。湯原は、「僕が自分で作って歌おうと思っていた『男の砂時計』を福田さんが気に入って歌ってくださいました。僕は芸能生活60年になりますが、来年、新曲を出そうと思っていまして、そのときにこの『男の砂時計』を、ちょっとアレンジを変えて歌ってみたいなと考えています。それまでにぜひ大ヒットさせてください」と激励した。

写真左から湯原昌幸、レイジュ、福田みのる、作曲家・藤田たかし氏

また、「この曲は由美子(湯原の妻で女優・荒木由美子)のために書いたようなものです(笑)。自分の遺作みたいなつもりで書きました(笑)が、それを福田さんが丁寧に歌ってくださって、作ったかいがありました」と喜び、福田も「そういっていただけてうれしいです」と笑顔を見せた。

 

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