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あまのじゃくがデビュー記念ライブで熱唱&感涙! 師匠・和田青児も駆けつけ二人を激励

ダンスボーカルユニット・あまのじゃくが、4月25日、東京・ラドンナ原宿で『デビュー記念LIVE&surprise day』を開催した。

あまのじゃくは、金髪がトレードマークのヒカルと、黒髪のヒロキによる2人組のダンスボーカルユニット。通っていたダンススクールで意気投合し、CDデビューを夢見て活動していたときにのちに師匠となる歌手・和田青児に出会い、師事。今年2月22日に和田の作詞作曲(星つかさ名義)・プロデュースによる「どっち⁉︎」でメジャーデビューを果たした。それぞれに舞台や音楽の経験も豊富な二人のパワフルなダンスと歌唱力で、今後の活躍が期待される注目の存在だ。

ヒカル/1987年9月25日、群馬県出身。19歳のときに役者として活動をスタートし、22歳からダンスを始める。これまでにVシネマやテレビの再現VTR、オペラなどの舞台に出演、アイドルユニットとしての活動など、多くの舞台経験を積みオールマイティーな才能で活躍。

ヒロキ/1990年4月25日、千葉県出身。17歳のときにタレントオーディションで準グランプリを獲得し、俳優としてドラマや映画に出演。その後、北海道を拠点に歌手として活動する。東京へ戻り始めたダンススクールでヒカルと意気投合、2019年にダンスボーカルユニット「甘邪鬼」を結成。

この日は、彼らの勝負作ともいえるデビュー曲「どっち⁉︎」で熱くスタートを切った。

チケットは早々にソールドアウト。ユニット結成当時から応援しているファンや家族、仲間が全国から応援に駆けつけ、自然体の二人のボケとツッコミに、終始笑いが起こるアットホームなイベントとなった

「デビューして2カ月後にこうしてイベントができたのも、皆様のおかげです。本当にありがとうございます! 金髪で群馬県富岡市出身のヒカルと黒髪で千葉県館山市出身のヒロキ、二人合わせてあまのじゃくです。結成して、気がつけば3年。これから頑張っていこうと思っていた矢先にコロナ禍になり、出演できるステージがなくなりました。これから続けていけるかどうか、いつまでできるのかすごく悩んでいたときにダンスのイベントに参加して、とある方と出会い和田青児師匠とのご縁をいただきました。本当にありがたいなという気持ちです。歌って踊って皆さんと楽しむステージをしているユニットですので、次は皆さんと一緒に盛り上がりたいと思います!」(ヒカル)

結成からの日々を振り返り涙ぐむ二人を、「頑張れ!」と温かい声援が包む中、メドレーでピンクレディーの「ペッパー警部」「UFO」「サウスポー」、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」、KinKi kidsの「硝子の少年」と、これまでに歌謡界で活躍してきた二人組ユニットの名曲をダンスとともに次々と歌唱。オープニングから会場を沸かせた。

つづいてのソロコーナーでは、まずはヒロキが、「ヒカルさんからダンスユニットをやらないかと誘っていただいたとき、本当は僕やりたくなかったんですよ(笑)。だって踊れるわけないじゃん!って…。でもいま思うと、ダンスを習ってよかったなと、ヒカルさんに誘ってもらってよかったなと思っています。こうして念願だったメジャーデビューができました。本当にうれしいです」とMCをはさみながら、和田アキ子の「古い日記」、昭和30年代のロカビリーブーム時に飯田久彦が歌い大ヒットした「ルイジアナ・ママ」をノリノリで歌い上げた。

次に、ヒカルが「僕はバラードが好きなんです。いまK-POPが人気ですが、韓国の歌謡界の先駆け的存在であるチョー・ヨンピルさんの楽曲を歌いたいと思います」と話し「想いで迷子」、そして師匠・和田の作品の中から「Happy Version」を初歌唱。情感豊かな歌声で見事に歌い上げ、ファンの心を惹きつけた。

ソロコーナーではファンを魅了した二人だったが、「でも、やっぱりあまのじゃくは二人ですよね!」。そう客席に呼びかけると、最後に二人は笑顔で堺正章の「街の灯り」を歌いコーナーを締めくくった。

この日のタイトルは、『デビュー記念LIVE&surprise day』。じつは4月25日はヒロキの誕生日でもあり、タイトルどおり「surprise(サプライズ)」が用意されていた。

「Happy birthday to you」を歌いながら大きなバースデーケーキを持ち、師匠の和田青児がステージに登場し、「この会場はとても人気で年末まで予約がいっぱいらしいのですが今日は空いていまして、それが偶然ヒロキの誕生日。ということで、サプライズをさせていただきました。二人に出会っていろいろな話をしたとき、二人はじーっと僕の目を見つめて”僕たちに後はないんです、なんとしてもお願いします”と、瞬きひとつせずに言いました。その姿を見て自分の過去がよぎりまして、”この子たちはあのときの自分と一緒だ”と思いました。人と人の出会いというのはこういうものなんだなと、それじゃあ力を合わせて頑張ってみよう、ということで二人を預かることにいたしました。これから先は大変な道のりです。皆様の力で大きなあまのじゃくにしていただければと思います」とあいさつ。
師匠からの温かくありがたい言葉に、二人は目に涙を浮かべながら聞き入っていた。

その後、二人共通の趣味で1年前より習っているという大正琴の演奏を披露。完璧ではないが一生懸命演奏する二人に和田は、「上手にできることも素晴らしいけれど、挑戦することに意味がある。これからもいろいろとチャレンジして頑張って」と話し、さらに二人へのエールを込めて「花よ鳥よ」を歌いステージを後にした。

衣装を着替え登場し、和田とバトンタッチした二人は、「これはフリじゃないですからね。すごくうれしいんですけれど、僕たちアンコールをいただいても…歌える曲が2曲しかないんです(笑)! デビュー曲の『どっち⁉︎』はちょっと切ない歌詞なんですけれども乗れるような明るい曲になっています。ピストルダンスという振りつけがあるのですが、皆さんぜひ一緒にやっていただいて楽しくお別れしたいと思います。本日は皆さん本当にありがとうございました。これからも僕たち一生懸命歌ってまいりますので応援のほどよろしくお願いいたします!」と改めてファンへ感謝を伝えた。

そして、師匠・和田の作品であり、あまのじゃくのレッスン曲としてずっと歌ってきたという大切なデビューシングルのカップリング曲「俺たち」、最後は再び念願のメジャーデビュー曲となった「どっち⁉︎」を熱唱。デビューからまだ2カ月とは思えないバラエティー豊かなステージを繰り広げ、盛況のうちに幕を閉じた。

あまのじゃくは、4月28日に千葉県・ユアエルム八千代台店の屋上グリーンランドにて13時より新曲キャンペーンを行う。

 

◾️セットリスト
M1 どっち⁉︎
M2 ピンクレディーメドレー(「ペッパー警部」「UFO」「サウスポー」)
M3 恋のバカンス
M4 硝子の少年
〈ヒロキソロコーナー〉
M5 古い日記
M6 ルイジアナ・ママ
〈ヒカルソロコーナー〉
M7 想いで迷子
M8 Happy Version
M9 街の灯り
〈大正琴コーナー〉
M10 花よ鳥よ(和田青児)
M11 俺たち
M12 どっち⁉︎

 


▶︎【Colorful Interview】あまのじゃく 無限大の可能性を秘めたダンスボーカルユニットが誕生!(前編)
▶︎【Colorful Interview】あまのじゃく 無限大の可能性を秘めたダンスボーカルユニットが誕生!(後編)

 

NEW RELEASE!!

2023年2月22日発売
あまのじゃく「どっち⁉︎」

「どっち⁉︎
作詞・作曲:星つかさ 編曲:椿拓也
c/w「俺たち」
作詞・作曲:星つかさ 編曲:南郷達也
日本クラウン CRCN-8554 1,400円(税込)

 

CHECK!!

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