島津悦子がデビュー35周年記念クリスマス&バースデーディナーショーを開催。ファンからのサプライズ演出に涙
島津悦子が12月23日、石川・ホテル日航金沢で『デビュー35周年島津悦子クリスマス&バースデーディナーショー』を開催した。
今年35周年を迎えますます人気を集める島津。イベント翌日の24日は島津の61回目の誕生日ということもあり、デビュー記念と誕生日とクリスマスをトリプルで祝うプレミアムなステージに、全国から大勢のファン約350名が詰めかけた。
人気曲「浅野川春秋」で登場した島津は、大きな拍手に包まれる中「大雪で足元の悪い中、皆さんようこそお越しくださいました!コロナ禍の影響で3年ぶりの開催ができて本当にうれしいです。今日は皆様にお会いできるのを本当に楽しみにしていました。最後までお楽しみ下さい!」と元気にあいさつ。終盤にはサプライズ演出に涙することになる感動のステージは、島津らしい明るい雰囲気でスタートした。
その後も「しのび宿」「おんなの日本海」「大菩薩峠」「俺と生きような」「かがやきパラダイス」と、新旧のヒット曲を次々と披露。トークではサッカーワールドカップの話題にもふれ、「サッカーをあまり知らない私でも感動し、力をもらった。私も皆さんに『ブラボー!』と言ってもらえるように、感動を与えられるような歌を歌っていきたい」と意気込んだ。
その後、特別ゲストの三田明を紹介しステージを交代。三田は「美しい十代」「北のなごり駅」「演歌みたいな夜ですね」「石原裕次郎ヒットメドレー」「White Christmas」「母さんの手」「こんな俺でよければ」というプレミアムなステージにふさわしい豪華な選曲・ステージングで花を添えた。
後半では、まず超人気曲「焼酎天国 Ⅱ」に続き、「女の港」「ここに幸あり」「酒場にて」「愛燦燦」「ろくでなし」という珠玉の名曲カバーを次々に歌唱し、会場を魅了。その後は「ひと足早いクリスマスプレゼントです」と、島津本人の着物が当たる大抽選会を行うなど趣向を凝らしたステージを行った。
ここで突如会場が暗転。ファンからのサプライズで用意された「島津悦子デビュー35周年」と書かれた大きなバースデーケーキが「ハッピーバースデー」の大合唱とともに運ばれてくると、島津は目を潤ませ「こんなに幸せでいいのでしょうか。皆様本当にありがとうございます。これからも魂を込めて歌って皆様に元気と感動を与えられるように頑張ってまいりたいと思います」と頭を下げ、会場からはこの日一番の拍手が送られた。
最後は涙をこらえながら現在発売中の35周年曲「絆~きずな」を披露。また、同曲がカラオケファンの熱い支持を受け好調なことから、35周年シングル第2弾の発売が決定したこともファンに生報告した。
2023年3月8日に発売となる待望の新曲(タイトル未定)は、2006年にレコーディングを終え制作スタッフ一同がヒットを確信する仕上がりであったが、作曲の岡千秋氏の「まだ歌いこなせていない」とのひと言で発売を延期しリリース時期を模索していた楽曲。17年越しのリリースを迎えるが、35周年を迎え表現力の幅や艶が増したいまの島津なら「間違いなくヒットする」と岡氏が太鼓判を押す注目作だ。
2023年も注目作のリリース、コンサート開催とますます元気に、そして艶っぽさが深まる島津悦子から目が離せない。
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