チェウニ&木下結子&レイジュが髙畠じゅん子氏プロデュースのクリスマスコンサートで競演!
「チェウニ&木下結子&レイジュ 一夜限りのスリーダイヤモンズ X’masコンサート」が、12月11日に東京・ホテルルポール麹町で開催された。
このコンサートは、これまで数多くのヒット曲や名曲を世の中に送り出してきた作詞家・髙畠じゅん子氏がプロデュースした、大人のためのクリスマスコンサート。ピアニスト・中尾唱氏率いる5丁目バンドの生演奏をバックに、日本、韓国、台湾出身の歌姫が豪華競演。華やかなステージを繰り広げた。
オープニングは3人による名曲メドレーで開幕。「真赤な太陽」「恋のフーガ」「ブルーライト・ヨコハマ」と歌い継ぎ、続けてレイジュが、台湾語で台湾の民謡の代表的な作品「雨夜花(うやか)」などを披露。木下はやしきたかじんの代表曲「東京」、チェウニは「黄昏のビギン」など昭和の名曲をのカバーを表現力豊かな歌声で聴かせた。
後半は、オリジナル曲を中心としたソロコーナーで観客を魅了。トップバッターで登場したレイジュは、今年3月に現在の「レイジュ」に改名し発売した「手相」をはじめ、10月発売の髙畠氏が作詞を手がけた最新曲「大阪なみだ雨」などを歌唱した。
次いで、木下がデビュー曲「放されて(ほかされて)」「ノラ」と代表曲の数々を情感たっぷりに熱唱。さらに、今年9月に発売した「百滝桜(ももたきざくら)」では、「私が生まれ育った大阪・和泉市のある場所に実在している、滝のように咲き誇る”百滝桜”。古木の桜ではありますが、それが私なんだそうです(笑)。どしっと根付いて、毎年、儚くともそれを楽しみに訪れる皆さんがいてくださる。未来永劫ずっと先まで花を咲かせてほしい。そんな思いを私が歌い続けていくことに重ねて、髙畠先生が書き下ろしてくださいました」と制作秘話を語り披露した。
ラストは、チェウニのステージ。1998年に単身来日し、1999年に発表した日本でのデビュー曲「トーキョー・トワイライト」を皮切りに、「Tokyoに雪が降る」「星空のトーキョー」と東京三部作、初めて髙畠氏がチェウニに提供した「驛(えき)」、そして今年2月に発売した新曲「天使の羽根がふってくる」をのびやかな透明感のある歌声で歌い上げた。
また、「私を見るの初めての人!」と気さくに観客に話しかけ爆笑を起こす場面も。こうしたファンに対して飾ることのない自然体なところもチェウニの魅力だ。
エンデイングは再び歌姫3人が一堂に会し、さらに今回プロデュースを務めた髙畠氏をステージへ呼び込むとクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」を全員で披露し、大きな拍手に包まれながら幕を閉じた。
◾️セットリスト
M1 メドレー(真赤な太陽〜恋のフーガ〜ブルーライト・ヨコハマ)
〈レイジュ〉
M2 雨夜花
M3 二人でお酒を
〈木下結子〉
M4 東京
M5 愛をありがとう
〈チェウニ〉
M6 黄昏のビギン
M7 美しい昔
〈レイジュ〉
M8 あなたへ
M9 手相
M10 希望の種子
M11 人生はひまわりのように
M12 大阪なみだ雨
〈木下結子〉
M13 放されて(ほかされて)
M14 泣いてもええやろ
M15 ノラ
M16 ウヰスキー
M17 百滝桜(ももたきざくら)
〈チェウニ〉
M18 トーキョー・トワイライト
M19 Tokyoに雪が降る
M20 星空のトーキョー
M21 驛(えき)
M22 天使の羽根がふってくる
M23 赤鼻のトナカイ
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