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祝・創業90周年! CDショップ・音曲堂で記念イベント「昭和物語LIVE」を開催

12月9日、東京・江戸川区にあるCDショップ・音曲堂に、キングレコードの水田竜子、井上由美子、水城なつみの3人が勢揃いし、昨年で創業90周年を迎えた同店の記念イベントで美しい歌声を披露した。

音曲堂はJR総武線・小岩駅の南口徒歩1分の場所にあり、ビルの3階にはイベントホールを備え、毎月多くのアーティストが新曲キャンペーンや企画ライブを行っているファンに愛される聖地のひとつとなっている老舗。この日は、創業90周年を記念し12月7日から3日間連続で行われたイベント「昭和物語LIVE」の最終日で、毎月同ホールで収録を行っているラジオ番組『北川裕二の演歌一本道』のスペシャル公開収録を兼ねて開催された。

写真左から井上由美子、水田竜子、水城なつみ

音曲堂の懐かしい写真とともに90年の歴史や当時の世相を振り返るビデオが上映された後、集まったファン100人を前に3人がミニライブを行い、パーソナリティーを務める北川裕二とトーク。デビュー以来何度となく訪れている音曲堂にまつわる思い出や、感謝の気持ちを語った。
ミニライブでは、水田は「そのわけは旭川(あさひがわ)」、井上は「さくら雨」、水城は「玄海みれん」とそれぞれの新曲や、「大ちゃん数え唄」「神田川」「南国土佐を後にして」など昭和の懐かしい名曲のカバーを披露し、北川も11月23日にリリースした新曲「なみだの純情」などを熱唱した。

「音曲堂さんでは、デビュー当時から年に1、2度は必ずこちらでキャンペーンをさせていただいています。家族ぐるみで応援していただいて、とくにママさん(先代社長夫人)にすごく気に入っていただき、キャンペーンが終わるとお茶をごちそうになったりそんな思い出があります。変わらず温かい場所であり続けてほしいなと思います。私は来年でデビュー30周年を迎えるのですが、音曲堂さんの90年の歴史の中に私も入れていただけたと思うと、すごくうれしいです」(水田)

「3階ホールの空間に入ると、お客さんと心がひとつになれるような空気があります。お客さんとふれ合えて、いまの時代に忘れられがちな大事な気持ちを思い出させてくれる場所ですね。キャンペーンでおじゃまするたびに力をいただいて、明日からまた頑張ろう!と思えます。次は100周年、150周年を目指してずっと営業しつづけていただきたいです」(井上)

「こういうきちんとしたステージでキャンペーンができる場所は都内でも少なく、最初のころはものすごく緊張したのを覚えています。お客様がいつも優しく迎えてくださって、一体感を感じられて、勇気やパワーをいただける空間ですね。先輩方がつないでくださったこの歴史ある場所に、今日は私もご一緒できて光栄です。長く歌えるように頑張っていきます!」(水城)

「コロナ禍でこういう公開収録イベントも少なくなっている中で、お客さんとふれ合える楽しさがありますね。音曲堂の斎藤社長とは偶然ですけど同い年で、名前に「ゆう」も付きますし親しみを持っていて、気軽に希望や提案を伝えることができます。たくさんのレコード店さんにお世話になっている中で、とくに音曲堂さんは親戚みたいな、ホームグラウンドのような気持ちでいつもやらせてもらっています。『演歌一本道』はスタートから12年。これからもいろんなジャンルの歌手の方にゲストに来ていただいて、さらに長寿番組を目指して続けていきます」(北川)

さらに最後に、サプライズ企画として、水田・井上・水城の3人で「恋人がサンタクロース」を歌い、観客とともに少し早いクリスマス気分を味わった。

『北川裕二の演歌一本道』はFMきたかた、FM会津で放送中。今回のイベントの模様は、2023年1月14日にオンエア予定となっている。

 

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音曲堂オフィシャルサイト
音曲堂Instagram

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