美希かおりが歌う切なくも壮大な愛の歌。新曲「真夏の夢」を11月23日にリリース
美希かおりが、11月23日に22年ぶりとなる新曲「真夏の夢」をリリースする。
美希は、1989年に「ふられて惚れておんな節/それほどあなたを愛してる」で歌手デビュー。当時より演歌・歌謡曲はもちろん、ポップスやシャンソンなどさまざまなジャンルを歌い、その美声を生かして司会としても活躍してきたマルチな才能を持つ。2002年から10年間、闘病や母親の介護などで歌手活動を休止した期間もあったが、今年、1995年に美希が歌った「炎(ほむろ)海峡」の作詞を手がけていた伊丹れい氏からの突然の連絡で「真夏の夢」と出合い、今回のリリースにつながった。
「真夏の夢」は、1975年に「危険な春」でデビューした三東ルシアが2006年にリリースしたシングル「砂漠のバラ」のカップリング曲として収録されていた作品で、「炎海峡」と同じく伊丹れい氏が作詞している。今年5月、伊丹氏より「あなたにまだ歌手としてやる気があるなら、歌ってほしい曲がある」と美希に直々に連絡があった。美希はそのオファーに一念発起。再び歌手としてスタートすることを決意したという。
「『真夏の夢』というタイトルですが、作詞された伊丹先生は”夏にあった出来事を冬になっても思い続けている歌”で、春夏秋冬は関係ないとおっしゃっていました。別れた人や、亡くなってしまったけれど愛する人を思い続ける切ない心情を歌っています。壮大な愛があふれる歌謡曲です。初めて歌うタイプの楽曲なのですが、私の声質や個性が生かせる作品だと思っています」
そして、作曲を手がけているのは長年にわたり数々のヒット曲を世に送り出しているヒットメイカー・杉本眞人氏だ。
「杉本眞人先生も、この曲が新しく生まれ変わるととても喜んでくださいました。杉本先生のメロディーを歌うということで少し緊張しました。レコーディングまでに一生懸命練習をしましたが、歌い出しがとても難しかったですね。カラオケで歌われるときは少し苦労されるかと思いますが、ぜひ多くの皆さんに聴いていただき歌っていただけたらうれしいです」
今年、デビューして33年が過ぎた。歌手として、ひとりの女性として、楽しいことも悲しいこともさまざまな経験を乗り越えてきたことで、いま素直な気持ちで自分らしくこの曲を歌える。まだまだチャレンジは続くが、穏やかな喜びを感じている日々だ。
「この先何年好きな歌を続けていけるかと考えたときに、これが最後のチャンスだと思いました。『真夏の夢』は、70年代に愛されていたよき昭和の時代の歌謡曲のような作品ですので、私と同世代の皆さんには懐かしく、そして若い世代の方にはまた新鮮な気持ちで聴いていただけるのではないでしょうか。本当に来るとは思っていなかったチャンスなので、焦らずに、大事にこの曲を歌っていきたいと思います」
この作品で、新たな美希の魅力が花開くことだろう。
NEW RELEASE!!
2022年11月23日発売
美希かおり「真夏の夢」
「真夏の夢」
作詞:伊丹れい 作曲:杉本眞人 編曲:千代正行
c/w「薔薇に・・・」
作詞:伊丹れい 作曲:深野義和 編曲:伊戸のりお
フリーボード FBCM-255 1,400円(税込)
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