【カラフル現場放浪記】ものまね界のレジェンド・清水アキラ&三男・良太郎が親子共演コンサート!1000人のファンが熱狂
ものまね界のレジェンド・清水アキラと、三男・清水良太郎が6月5日、東京・なかのZERO大ホールで『爆笑!親子ものまねコンサート 清水アキラ&清水良太郎』を開催した。昨年9月に開催された公演が大好評で、終演後すぐさま会場を確保したという今回の追加公演。全国各地から1,000人を超える熱狂的なファンが駆けつけ、会場は熱気に包まれた。
息ぴったりの親子共演に爆笑&拍手喝采!
良太郎が近藤真彦の「愚か者」で幕を開けると、続くアキラが坂田利夫のものまねの「UFO」で、さっそく会場の笑いを誘う。さらに、良太郎は尾崎豊・鈴木雅之・西城秀樹、アキラは橋幸夫の「メキシカンロック」や研ナオコの「夏をあきらめて」など、誰もが知る名曲や人気のものまねを交互にノンストップで10曲続けて披露した。



「今日はたくさんの方にお集りいただいて、親子ともども感無量でございます。また親子でステージに立てるというのは、こうして足を運んでくれる皆様のおかげだと思っております。今日は皆さんに、日頃の疲れやストレスを、笑いに変えて帰っていただけたら幸いでございます」と良太郎があいさつ。得意の福山雅治のものまねで「家族になろうよ」をしっとりと歌い始めると、やがてアキラがそっと寄り添うように隣に並び、実の親子だからこそ生まれる温かいハーモニーを届けた。


親子共演のコーナーでは、まず「ブルー・ライト・ヨコハマ」を皮切りに5曲を超短縮で歌う「ブルーライトメドレー」で笑いをさらい、兄弟デュオ・狩人の「あずさ2号」では息の合った親子ものまねデュオを聴かせた。
また、シークレット・ゲストとして、1970~80年代にお笑いグループのザ・ハンダースでアキラと活動していたあご勇が登場。「あごちゃん、昔を思い出して、何かやるか?」とアキラが呼びかけ、1978年発売でものまねメドレー風で大人気だった「ハンダースの想い出の渚」を、あごがテロップをめくる当時の演出そのままで披露した。

五木ひろしのものまねではアキラの五木と良太郎の五木がパネルの裏で入れ替わる演出も!

アゴ勇は芸能活動と並行してバスの添乗員としても活躍中
良太郎の熱意が生んだ感動のコラボ、父と息子が紡いだ極上のステージ
休憩を挟んだ第二部は、玉置浩二のものまね「メロディー」でスタート。良太郎がアカペラで歌い出し、中幕が上がると柏市立酒井根中学吹奏楽部の演奏が始まるというサプライズは、大きな感動を呼んだ。

「どうしてもブラスバンドで玉置浩二の楽曲を届けたい」。その強い思いから、良太郎自ら校長に直談判し実現にこぎつけたという今回の夢のコラボ。その熱意が舞台にも伝わり、一体となったパフォーマンスで観客を魅了した。
「枯葉」のメロディーが流れるなか、アキラが会場の後方から現れ、客席をラウンド。美輪明宏のものまねで「今日は誰と来たの?」「あなた、お名前は?」と来場者に話しかけ、毒舌を交えた爆笑トークを繰り広げた。また、山本譲二の「みちのくひとり旅」は替え歌で大爆笑となり、笑いの表現に寛容だった昭和の時代を彷彿させた。



松崎しげる、長渕剛、秋川雅史など、歌の実力がともなうものまね芸を披露する良太郎は、布施明の「マイ・ウェイ」の一節を“私には愛する ものまねがあるから 信じたこの道を 私は行くだけ”と歌唱。それを聴いたアキラが「俺、いま聴いてて、いいなあと思ったよ。“ものまねがうまいね”って言われて歌手になる人もいるけど、ものまねはものまねなんだ。本物じゃない。ものまねはワンコーラスしか聞けないけど、本当の歌はスリーコーラス聞ける」と話すと、良太郎は「それなら、ものまね界の本物になればいいんじゃないの」と力強く答え、客席からは大きな拍手が送られた。
アンコールはアキラのオリジナル曲「今この道を」。親子だからこそ生まれる自然なかけあいと、長年磨き上げられた完成度の高いアキラと良太郎のものまね芸。衣装もメイク、テープ芸まで、細部にこだわり抜いた本格的なステージ、ワンコーラスごとに早変わりで次々に繰り出される一瞬一瞬から、目が離せない極上の2時間半だった。


(取材・文/夏見幸恵 写真/カラフル編集部)


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