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人気舞踊家・梅川壱ノ介が新春舞踊公演を開催。葉月みなみが応援に

東京バレエ団、歌舞伎俳優を経て、舞踊家に転身。人間国宝・坂東玉三郎に師事し、国内はもとより海外でも数々の舞台を踏んで人気を博している舞踊家・梅川壱ノ介が1月24日、東京・南青山の銕仙会能楽研修所で『梅川壱ノ介 新春舞踊公演』を開いた。

2016年に日本舞踊を基本とする舞踊家に転身後は、古典作品をはじめ、現代アートとの融合作品、オーケストラとの共演、最近では、「毀滅の刃」やおとぎ話の「桃太郎」を題材にした「絵本と日本舞踊」の融合作品など様々なコラボレーションを手がけ、その一方、地域活性化プログラムとして、現地で受け継がれてきた歴史的な唄や俳句、踊りを現代の解釈を取り入れながらいまに繋ぎ、鮮やかに蘇らせるという活動も行っている。
また、知的発達障害のある子どもたちのためのコンテスト、小学校から高校、特別支援学校での日本舞踊ワークショップや講演会、イベントプロデュースを手がけるなど、その活動は、日本だけではなく、アメリカ、フランス、フィンランド、ギリシャ、ブルガリア、インド、韓国などでの海外公演や海外文化交流にも積極的に取り組み、海外でも高い評価を得ているいま最も旬な注目アーティストの一人だ。

今年は「梅川壱ノ介」に改名して10周年を迎える梅川は「10周年の節目の年に初めて『地唄』というジャンルの踊りを披露させていただくのですが、地唄は玉三郎先生が得意としていて、僕は今回初めて挑戦させていただくので、それをぜひ皆様に見ていただきたいと思っています。新春公演ですので、新春にちなんだおめでたい曲と縁起のよい演目を用意させていただきました」と意欲満々。
そんな梅川による新春舞踊公演に熱烈なファンが詰めかけ超満員の中、口上で幕を開け、「本日は新春にちなんだめでたい曲を選ばせていただきました。新年のおめでたいひとときを皆様とご一緒に過ごすことができたらいいなと思っております」とあいさつした後、「長唄『七福神』」「地唄舞『松竹梅』」「地唄舞『八島』」の3つの演目を披露。
最初の演目「長唄『七福神』」は、めでたい席の幕開きにふさわしい作品で、日本の神様・恵比寿様が歌詞に出てくる曲に乗って華やかで祝祭的な雰囲気を醸しだしながら踊った。
続く「地唄舞『松竹梅』」は、長寿、誠実、繁栄を象徴する松・竹・梅という日本の吉祥の象徴をテーマにした格式高い大曲で、箏、三味線、尺八による三奏合奏による演奏に合わせて踊り、「地唄舞『八島』」では、平安末期の源平合戦の屋島の戦いを題材にした作品を、身体表現を通じて自然の美しさ、戦いの激しさを対比的に描きながら独特な世界観で踊り、最後まで満員のファンを舞台に釘付けにしていた。

この日の公演に、友人の歌手・葉月みなみが応援に駆けつけ、開演前に「動画では日本の伝統の文化を身近に感じられるようわかりやすく指導されていて、すてきな舞踊家さんだなと以前からあこがれていました。実は梅川さんの生の舞台は今回初めて見せていただくのですが、ものすごく楽しみにして来たので、この時間を大切に過ごしたいです。梅川さんの今日の公演が大成功されるようぜひ頑張っていただきたいです。そして、いつか同じ舞台で歌と踊りのコラボができたら最高ですね」とエールを送り、梅川も「葉月みなみさんは、明るくてはつらつとした魅力的な歌手だなと思います。共演?チャンスがあったらぜひご一緒させていただきたいですね」と意気投合。

「舞踊で演じているのは300年とか400年前の古典作品ですので、そこに流れていた時代を体験できる」ことに魅せられて舞踊の世界に入った梅川は「その時代のものを僕が体現して踊るわけですから、その時間とか、文化とか、精神とかがこの踊りの中にはたくさん含まれていて、そういうものを少しでも感じていただけたらうれしいですし、その時間を楽しんでいただきたいです。(10周年の)今年は古典作品をもっともっとしっかり見せられるように精進していきたいですし、今年も海外公演がありますので、海外での取り組みもしっかりと努めていきたい」と話していた。

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