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丸山圭子が3年ぶりのニューアルバム『彩色兼美』発売記念ライブを4都市で開催

「どうぞこのまま」の大ヒットで知られる女性シンガーソングライターの丸山圭子が、3年ぶりのニューアルバム『彩色兼美』(発売・エレックレコード)を10月25日に発売したのを記念して同日、東京・港区の赤坂ストラドホールで「丸山圭子 アルバム『彩色兼美』発売記念ライブ~Piano De Aterier〜」を開いた。

往年の熱烈なファンが多数詰めかける中、ニューアルバムから「海とピアノと珈琲と」をはじめ、「風花」「月影」「Soul Mate」「どうぞこのまま2025」「五線譜を舞う恋」など全8曲を熱唱。そのバックを務めたサトウレイ(丸山圭子の長男)、穴水佑輔(大学での教え子)という若いミュージシャンとの世代を超えたコラボも楽しめる聴きごたえのあるライブとなった。

また、シンガーソングライターの大西亜里が、バイオリニスト・福元麻理恵とのコラボで松田聖子の「瑠璃色の地球」を披露してステージに花を添えた。丸山は、自ら楽曲を作って歌うほかに、山口百恵、南沙織、岩崎宏美ら多くの歌手に楽曲を提供。1976年7月5日発売の「どうぞこのまま」から50年目の今年は、2009年から客員教授を務めてきた洗足学園音楽大学を3月に定年退職。再び精力的に音楽活動を開始したのを機にニューアルバムをリリース。
久しぶりのアルバムの出来に大満足の丸山は「アルバムタイトル『彩色兼美』は、普通の四字熟語『才色兼備』とは字が違っていて、私が考えたものですが、女性の心の彩り豊かな美しさを曲の中に込めたいと思って、そのタイトルを付けました。これまで作ってきたアルバムの中でも特に今回は、作品的にも音的にも自信を持っていますが、音楽評論家の富澤一誠さんが、『どうぞこのまま』が収録されたアルバム『黄昏めもりい』(1976年3月5日発売)を気に入ってくださっていて、そのアルバムと同じくらいの素晴らしいクオリティーだと言ってくださったのがとてもうれしかったです」

写真左より穴水佑輔、丸山圭子、サトウレイ

今回のアルバムは、丸山、サトウ、穴水の〝3Generations〟で制作してきたが、「3人の世代が違っているので、ぶつかるときもあれば、そこからいいものが生まれたりもして、その化学反応がとても面白かったです。独身時代、ひとりで頑張っていたころの自分が彷彿としてきて、非常に自由が開放された感じで集中して作ることができました。ニューアルバムには、ボサノバあり、ラテンあり、ゴスペルっぽい曲や和の感じの曲も入っていますが、いまの時代にはそんなバラエティーに富んだ曲が喜んでいただけると思っていますので、ぜひ世代を超えてたくさんの方に聴いていただきたい」と話していた。

この後、11月8日に大阪・北区のSoap Opera Classics、15日に京都・中京区のLove Spot RAG、16日に愛知・名古屋市のライブレストラン・モナペトロでニューアルバム発売記念ライブを開催する。

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