長山洋子が草津で市川由紀乃と辰巳ゆうとをゲストに迎え『洋子の演歌一直線』放送開始30周年記念公開収録

長山洋子が9月27日、群馬・草津町の草津音楽の森国際コンサートホールで、テレビ東京『洋子の演歌一直線』放送開始30周年記念の公開収録を行った。

『洋子の演歌一直線』（毎週日曜5:30～6:00）は、長山洋子がパーソナリティーを務め、毎回、演歌・歌謡曲系の歌手をゲストに迎えて歌と楽しいトークで綴る音楽番組で、1994年4月よりテレビ東京で放送がスタート。その人気長寿番組が、今年、放送開始30年目を迎えたのを記念してこの日、同所で公開収録が行われた。

東京生まれで東京育ちの長山にとって、草津は「人生観が変わったもうひとつの心のふるさと」となる場所だそうで、「草津にはプライベートで何度も訪れていましたが、いまから4年前に病気をしたときに療養生活で草津に来まして、その治療の最中にコロナになったこともあって1年ほど滞在していました。自然に囲まれた草津は、心地がよく春夏秋冬、花鳥風月があり、心身ともに癒やされる療養生活のオアシスになりました。その滞在中にこの草津音楽の森国際コンサートホールを見つけまして、いつか元気になったらここで歌いたいなという思いが闘病生活の支えになりました。おかげさまで元気になり、今日その夢が叶いました」。

会場には、抽選で選ばれた長山＆番組ファンが詰めかけ、ゲストに市川由紀乃と辰巳ゆうとの二人を迎え、長山とのトーク＆歌唱パフォーマンスを2週分収録した。

市川は新曲「花わずらい」、辰巳は新曲「星くずセレナーデ」などを歌唱。また、長山はミニコンサート（番組で放送）も開き、新曲「美味しいお酒 飲めりゃいい」や大ヒット曲「じょんから女節」など全8曲を熱唱した。
その中で、MCの長山が市川に「草津には来られたことがありますか？」と聞くと、市川は「お仕事で何度かおじゃましたことがありまして、草津温泉の湯畑の前で歌わせていただいたこともあります」、辰巳は「草津は初めてでして、いつか来てみたいと思っていたのですごく幸せです。温泉には昨日の夜も今朝も入りましたし、サウナにも入りました」と客席を笑わせた。

収録を終え、市川は「とっても楽しかったですし、洋子先輩のおかげで草津のお客様とのご縁もいただけました。これからもずっと素晴らしい番組を、素敵な歌声を届けてください」、辰巳は「今日は、生まれて初めてこの草津におじゃまさせていただき、そして歌わせていただくことができて本当に幸せな時間を過ごすことができましたし、またこれを機にたくさんおじゃまできるように頑張っていきたいと思います」と感想を述べた。

30周年の放送を振り返り、長山は「私が演歌で15周年を迎えたとき、事務所の社長の故郷、千葉県市原市の有秋公園でこの番組の収録を兼ねて開いた野外コンサートが一番の思い出に残っています。そして、この草津の公開収録も、私の夢でしたので、本当にうれしいです。この番組はこれからも長く続けていきたいですし、私たち（長山をはじめ、ゲスト、スタッフたち）の思いが伝わる、視聴者の皆さんに愛されるような温かい番組にしていきたい」と話していた。

今回の公開収録の模様は、10月15日、22日、29日の3週にわたってオンエアされる。