栗山龍太、わたなべちひろ、マイク真木などが出演！ 第4回チャリティー音楽祭『スーパーライブ2023』が10月21日に開催

全国各地から集まった18組の全盲のミュージシャンらによるチャリティー音楽祭『スーパーライブ2023』が、10月21日に千葉・千葉市美浜文化ホール（メインホール）にて開催される。

『スーパーライブ2023』は、視覚障がい者への理解促進や視覚障がい者のQOL向上を目指した取り組みとして、自身も全盲である前田憲志氏がプロデュースしたチャリティー音楽祭。多様性を認める取り組みが徐々に広がりつつある現在。それでもなお、障がい者への偏見や差別、理解の浸透など課題は残っている。健常者も障がい者も互いを尊重し理解し合い、助け合って生きていける世界の実現に向け、共生社会の実現をテーマに掲げ行われてきた。

▲昨年開催された『スーパーライブ』の様子（視覚情報サポートラジオYouTubeチャンネルより）

全国各地で活躍する全盲のミュージシャンは多数存在するが、今回ほど多くが一堂に会する音楽ライブは今までにない。出演者には、東京パラリンピック2020閉会式で演奏や歌唱、手話パフォーマンスなどを披露したアーティストたちがいるほか、特別応援のゲストには「薔薇が咲いた」などで知られているマイク真木を迎える。

スペシャルゲストのマイク真木。名曲「薔薇が咲いた」のギター弾き語りによる歌声が、今年も会場に響きわたる

また、視覚障害の出演者は12組で、わたなべちひろ、小汐唯菜など10代のミュージシャンから、60代まで年齢層は幅広く、演奏やジャンルもバラエティーに富んでおり、世代を超えて楽しめる音楽ライブになりそうだ。なかでも、東京パラリンピック閉会式のとりをつとめた聴覚障害の手話パフォーマーRIMIと、全盲のボーカリスト鈴木智子がコラボする「JUPITER」には注目が集まる。

東京パラリンピック2020で素晴らしい演奏を披露した、19歳の盲目のシンガーソングライター・わたなべちひろ。N響やゆずとのコラボなどでも注目されたほか、テレビやラジオでも活躍中！

東京パラリンピック2020パラアスリートソング「リアルビクトリー」を作った横浜市盲特別支援学校教諭、盲目のシンガーソングライターである栗山龍太。B’zやZARDなどをプロデュースした明石昌夫氏によるプロデュース「僕の取り柄と盲導犬」でCDデビューを果たした実力派アーティストだ

また、音楽だけでなく、盲導犬の啓発や目の疾患に関する講演、視覚障害者の困りごとの話をするコーナーがあるなど、社会における視覚障害者への理解の拡大と共生社会の実現を目指す、音楽と福祉の>総合イベントであることも大きな特徴となっている。
もうまく募金や盲導犬募金に協力すると、かわいいと評判の白杖を持ったみんなの希望の星『すぱちゃんバッジ』がプレゼントされる。

「見えない力で未来は変わる、変わった世界にみんなで立ちたい！」。今年もこのキャッチフレーズで、共生社会の実現をテーマに掲げ、熱い音楽ライブが繰り広げられるだろう。

INFORMATION

第4回チャリティー音楽祭『スーパーライブ2023』

日程：2023年10月21日（土）
時間：開場 11:00 　開演 11:30～18:00（途中入退場可）
会場：千葉・千葉市美浜文化ホール（メインホール）
料金：前売券 2,000円　当日券 2,400円（全席自由、全354席※車いす席3席）
チケット問い合わせ：前売券はチケットぴあ（全国のセブンイレブンの店頭端末機など）にて全国販売中（Pコード：236941）
目がご不自由などの理由でチケット購入が難しい方には、電話による予約も承っております（→043-445-8496 視覚情報サポートラジオ事務局）。
お問い合わせ：視覚情報サポートラジオ事務局　043-445-8496
メール：rp@airfolg.jp
より詳しい情報は『スーパーライブ2023』オフィシャルサイトまで。

チャリティー募金先：もうまく募金、日本盲導犬協会募金
主催：一般社団法人視覚情報サポートラジオ
協賛：株式会社ラビット、社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会、千葉県網膜色素変性症協会、株式会社森興業、チーム柏、障害福祉サービス青葉、ココロスキップ
協力：船橋市視覚障害者協会、株式会社oneself、きみや
後援：厚生労働省、公益社団法人日本眼科医会、社会福祉法人日本視覚障害者団体連合、公益社団法人日本網膜色素変性症協会、公益財団法人日本盲導犬協会など90団体

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