こおり健太がデビュー15周年スタートライブでファンの祝福に笑顔!「歌もこおり健太自身にももっと磨きをかけて」
「こうして皆様と一緒にスタートをお祝いさせていただけたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。僕自身もそうですが、皆さんもいいこともあれば悲しいこともあり、それぞれいろいろな道をこれまでも、これからも歩んでいかれると思います。その道のちょっと隅に、こおり健太の歌声、歌心をそっと置かせていただければうれしいです」
こおり健太が11月6日、東京・ラドンナ原宿で、デビュー15周年スタートライブを開催した。
幼いころからの夢だった歌手を目指し、保育士として3年間勤めたのち故郷・宮城県より単身上京し17年。2008年11月5日に「口紅哀歌」でデビューを果たし、今年15周年を迎えたこおりは、デビュー以来高音の美しい歌声を武器に女ごころを歌う”女唄”を追求。演歌・歌謡界でも指折りの”女唄”の名手として、数々の名作を世に送り出してきた。
全国各地から訪れた熱烈なファンが見守る中、デビュー曲「口紅哀歌」をはじめ、2011年に現在所属するレコード会社・徳間ジャパン移籍第一弾として発表した「泣いてください」、2016年にリリースした「雨の舟宿」を皮切りにオリコン演歌歌謡チャート初登場1位を記録した「風花」「泣きみなと」「恋瀬川」など全15曲を熱唱した。
衣装チェンジしステージへ再登場したこおりは、「東京へ出てきてもう17年です。歌手を夢見てバッグを背負って田舎から出てきた……。あのころは、本当に山から下りてきたサル(笑)。そんなかんじで上野に降り立ちました。17年も東京の水の中で泳いでいますとね、あかぬける‼︎(笑)。歌手になって15周年ですから、これから歌にもこおり健太自身にももっと磨きをかけて頑張っていきたいなと思います」と、ユーモアたっぷりにこの15年の軌跡を振り返り会場を沸かせた。
そして、華麗なギターとピアノの演奏をバックにアコースティックバージョンで、出身地の宮城県が舞台の「青葉城恋唄」や「あゝ上野駅」「あの娘たずねて」といった名曲をメドレーで披露。最後まで長年支えてくれるファンへ感謝を込めた歌声を届けた。
「コロナ禍の間、僕自身もこの先どうなるんだろうという不安の日々でした。でもそのたびに思い浮かぶのは応援してくださるお一人おひとりのお顔や、ファンクラブにいただく励ましのメッセージ、お手紙でした。そして食べられないんじゃないかということでいろいろとおいしいものを送っていただいて…。見ての通り、やせ細りました(笑)。こうなったのも、皆様の責任でございます‼︎」
また、今年9月にリリースした新曲「忘れ針」が好調なセールスを続けており、先日東京・北とぴあさくらホールで行われた「日本作曲家協会音楽祭・2022」で奨励賞を受賞。15周年の節目に、こおりにとってもファンにとってもさらに輝かしい朗報となった。
「徳間ジャパンさんにお世話になるようになり、もう12年。一作一作に思いを込めて、ディレクターさんはじめ会社の皆さん、いろいろな方々にこおり健太の歌声を全国へ届けると、本当にかわいがっていただきながらここまでまいりました。そして、本日はお集まりいただきました皆さん、本当に本当にありがとうございました!デビュー15周年に入りました。心新たな気持ちで届けさせていただきます」
最後はこの日2度目の「忘れ針」を披露した。こおりは、会場中から起こる大きな祝福の拍手に包まれながら、最後まで笑顔でファンを魅了した。
さらなる飛躍の第一歩。新たなこおり健太の歌手人生の幕が上がった。
■セットリスト
M1 しあわせの場所
M2 忘れ針
M3 歩き続けて・・・
M4 口紅哀歌
M5 泣いてください
M6 メドレー(雨の舟宿〜風花〜泣きみなと)
M7 恋瀬川
M8 季節のとなり
M9 山吹の花
M10 メドレー(青葉城恋唄〜あゝ上野駅〜あの娘たずねて)
M11 礼文宿
M12 ふるさとの駅
M13 冬椿
M14 乗換駅
M15 忘れ針
Enc. 約束の花
Enc. 笑顔の宝物
NEW RELEASE!!
2022年9月14日発売
こおり健太「忘れ針」
「忘れ針」
作詞:木下龍太郎 作曲:大谷明裕 編曲:南郷達也
c/w「ふるさとの駅」
作詞・作曲:こおり健太 編曲:田代修二
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91455 1,350円(税込)
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