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金沢明子が漫談家・ナナオがプロデュースのコンサートで熱唱。民謡を中心に和のステージでファンを魅了

〝民謡界の百恵ちゃん〟と呼ばれ一世を風靡し、『 NHK 紅白歌合戦』にも過去2回出場している金沢明子が、12月17日、東京・南大塚ホールで「南大塚SHOW劇場スペシャル ナナオIZM《音楽編》VOL.2 金沢明子と仲間たち… ジャパニーズ・ソウル LOVE!!~『凛』に拘り歌とトークで綴る豪華な一夜~」を行った。

「南大塚SHOW劇場」は、美川憲一をはじめ、福田こうへい、丘みどりらの司会を務めている漫談家・ナナオが豊富な芸能経験と多方面にわたる人脈から企画・構成・演出・出演などを手がけ、ライフワークとしているエンタメ活性化事業イベント。

「南大塚ホールで2カ月に1回のペースで『南大塚SHOW劇場』と題して、音楽やお笑いライブなどをプロデュースして今年で9年目になりますが、今回はコロナで疲弊したエンタメ業界の活性化を願ってのスペシャル版のコンサートで、民謡界のスター・金沢明子さんをお招きしました。今年もあとわずかですが、コロナのことは一時忘れて、今日は最後までおもいっきり楽しんで帰っていただきたい」(ナナオ)

今回は金沢のほかに、民謡歌手・須藤圭子、民謡歌手・千田けい子、声優&歌手・児島ちはる、津軽三弦道・工藤武、尺八&笛・米谷智、津軽三味線・矢吹和仁&工藤武蔵の全7組が出演し、「和」をテーマに開催された。

第1部は、金沢、須藤、千田の民謡歌手3名による「花笠音頭」でにぎやかに幕を開けた。続いて、児島が新曲「時世/翔猿」(歌唱・児島ちはる&ペペル伴)、人生賛歌「時世(ときよ)」、人気力士・翔猿のオフィシャル応援歌「翔猿」、千田が演歌の名曲「浪花節だよ人生は」とオリジナル曲「縁港」、須藤が名曲「風雪ながれ旅」とオリジナル曲「紅じょんから」を歌唱して盛り上げた。

右から、オープニングで『花笠音頭』を華やかに披露する須藤圭子、金沢明子、千田けい子。「今日、共演させていただく民謡歌手の方々とは以前共演させていただきましたし、奏者は私が民謡でブレイクしていた時代に一緒に全国を回ったり、レコーディングしていた方々なので心強いです。今日来てくださったお客様には最後まで民謡と演歌で心ゆくまで楽しんでいただければうれしいです」(金沢明子)

第2部は、工藤武、工藤武蔵、矢吹の3名による津軽三味線の合奏曲弾きでスタート。金沢のオンステージで、民謡ナンバーから「弥三郎節」、紅白で歌唱した「津軽じょんから節」、代表曲から「おしんの子守唄」「浜千鳥情話」、歌謡界に大きな話題を呼んだ大瀧詠一プロデュース作品「イエロー・サブマリン音頭」、そして昭和の名曲「無法松の一生」など全10曲、他の歌手&演奏家と合わせて全24曲を熱唱・熱演し、最後まで和のテイストあふれるステージで客席を楽しませた。

金沢は最新曲「月観月」、ニューアルバム「金沢明子全曲集~月観月~」を発売中。「今は以前のような活動ができないので新曲を聴いていただく機会がめっきり減りましたが、この新曲をぜひ大ヒットさせたい」と話していた。

 

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