117名による激戦!『第3回 キングレコード歌謡コンテスト』決勝大会を開催
11月4日、『第3回キングレコード歌謡コンテスト決勝大会』が東京・赤坂の草月ホールで開催された。
この大会は、かつてキング歌謡文化アカデミーが開催していた『キング歌謡選手権』に代わるイベントとして一昨年スタート。昨年の第2回は、日暮里サニーホールで行い計109名が参加した。今回は、オリジナル曲参加も含めて600曲近い応募があった中から、キングレコード現役プロデューサー、ディレクターによる一次音源審査を通過した計117名がこの日の決勝大会に進出。2コーラスのステージ歌唱で審査され、厳正なる審査の結果、埼玉県在住の芦葉奈保美さんがグランプリを受賞した。
また、今年4月にキングレコードよりデビューした小山雄大がゲストとして登場。小山は、幼少期から民謡や三味線に親しみ、道南口説(くどき)節全国大会などで優勝し、中学1年のときには「NHKのど自慢チャンピオン大会」でグランドチャンピオンを受賞するといった経歴を持つ逸材だ。
小山は「僕は、民謡大会やNHKのど自慢に参加してきました。このたび、ゲスト出演のお話をいただき光栄な気持ちでいっぱいです。デビュー曲『道南恋しや』で、他の大会でもチャレンジしてもらえるように、明日からも全国各地で歌っていきたいと思います。お近くに寄った際には、ぜひ僕に会いに来てください。また、北海道からのご応募が多かったと聞きました。地元の方がたくさんご応募いただいた大会にゲストとして参加できたこともうれしいです」と語り、「道南恋しや」のカップリング曲である「椿咲く島」、恩師・弦哲也氏作曲で、キングレコードの先輩である福田こうへいの「母ちゃんの浜唄」、最後にデビュー曲「道南恋しや」の3曲を歌唱し会場を沸かせた。
審査員長のキングレコードアーティストデベロップメント本部米沢孝本部長は「このたびは、歌謡コンテストにご参加いただき誠にありがとうございました。今回は第3回目となるコンテストでしたが、回を重ねるたびに前回を上回るご応募をいただき大変うれしく思うと同時に、ますます広がった皆様の年齢層や選曲ジャンル、全体的に上がった歌唱レベルに感服させられながらの、大変聴き応えのある責任重大の審査でした。皆様の歌を聴かせていただいていてこちらも楽しくなり大変心に残りました。お若い方もベテランの方も、男性も女性も、どうかこれからも“歌”を楽しんでいただけたらとても幸いです」と総評を述べた。また「来年、春から7月にかけての募集で、第4回も開催する予定でおりますので、多くの方の参加をお待ちしております」と次回に向けての参加を呼びかけた。
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