ヒット御礼！川中美幸が自身のお好み焼き店「かわなか」で新曲「人生日和」発売記念イベントを開催

2024.04.11News

川中美幸が、4月11日、東京・渋谷区にある自身の経営するお好み焼き店「かわなか」で、新曲「人生日和」発売記念イベントを行った。

川中は、今年2月21日に通算96枚目のシングルでテイチク創立90周年第一弾シングルとなる「人生日和」をリリース。久々の男唄で、”♪人生晴れたり曇ったり、ここが頑張りどころの人生日和”と、キレのある歌で聴かせる人生の応援歌だ。発売以来、有線演歌・歌謡曲リクエストランキング（2024/2/21付）で1位を獲得するなど、演歌ファンやカラオケファンから厚い支持を得ており、愛唱歌の一曲として親しまれ、すでにロングセラーの兆しが見えつつある。

「ここ数年間非日常的な男女の愛をテーマにした歌、非常にスケール感のある歌を歌ってきました。昨年、この辺りで”美幸さん、待ってました！という歌を歌いましょうよ、スカッとした男唄を！”という提案があり、作っていただいた作品です。案の定、全然反響が違います。”やっぱりこれなのよね”と皆さんが言ってくださっています。今年はお正月からいろいろなことがあって、なんとなく皆さんの気持ちが落ち込んでいるときに、”いろいろなことがあるけれど、にっこり笑ってふんばって頑張りましょう！”という歌。文句なしに元気になる歌だと思っています」と、微笑みながら手応えを感じていると話した。

イチオシだという豚玉を焼く川中。「最近は外国のお客様がたくさんいらっしゃいます。私もお店に来たときは写真を撮ったり交流しています。刺激的で楽しいですよ！」

川中は今年芸能生活47年目を迎える。「デビュー当時はこんなに長く歌を現役でやらせていただけるとは思ってもいませんでした。昭和55年の『ふたり酒』をいただいて、それからもスタッフの皆さんが力を合わせてくださったことが『二輪草』につながるわけです。ヒット曲の力というのは大きいですね。いま頑張ることによって過去の歌が生きてくる。人との出会い、そして作品の力。これに尽きますね。感謝、人に対する思いや歌に対する思いがより深くなってきました」と、目前に控えた50周年の節目に思いを馳せた。

また、「人生日和」は所属するレコード会社・テイチクの創立90周年の記念シングル第一弾だが、「第一弾を”川中美幸でいくよ”と言われたときはとてもうれしかったです。いままで信頼と実績で頑張ってきましたから（笑）、すごく立てていただいて本当にありがたく思っています」。テイチクでのこれまでの印象的な出来事を問われると「ディック・ミネ先生や三波春夫先生、石原裕次郎さん…テイチクレコードや音楽業界を支えてこられた昭和を代表する大スターの皆さんと何かしら関わりを持てたということが、私にとっては大きな財産であり宝物です。思い出はたくさんありますが、ディック・ミネさんには”これからのテイチクの4番バッターになれよ”と肩を抱いていただいたこと。『ふたり酒』をいただいたとき、裕次郎さんからはパーティーのときに手を握り”おめでとう、よかったね”と言っていただけたこと。これは忘れることはできません」と、大先輩との貴重な思い出に目を細めた。

取材の後、川中は報道陣に自慢のお好み焼きややきそばなどを振る舞い、席を丁寧に回りながら一人ひとりに日ごろの感謝の思いを伝えて乾杯。和気あいあいとしたひと時を過ごした。

懇親会の開催は9年ぶりだという。「最近はなかなか皆さんとお会いする機会も少なくなりましたが、やっぱり人は会ってこそ。前回もここでしたが母が切り盛りしてきたこのお店は私の原点。お好み焼きの匂いを嗅ぐと初心を思い出します。今日はうれしく思います」と笑顔で語った

5月10日から、大阪・松竹座で行われる『松竹新喜劇喜劇発祥120年』記念公演にゲストとして出演。以前より松竹新喜劇の大ファンだったという川中は、「夢はうちに秘めるタイプだったんですが、昨年から”出たい！”と、元気な間にいまやっておきたいことを口に出すようにしたんです。そうしたらトントン拍子に話が決まって…。言霊ってありますね」。また、公演の中で母親役を演じるといい、「私の母をそのまま演じれば、絶対に情のある母親役ができるなと思っています。そして、二部ではなんと歌うことになりました。カーテンコールでは『人生日和』も歌わせていただくことになりました！」と、声を弾ませていた。

NEW RELEASE!!

2024年2月21日発売
川中美幸「人生日和」

「人生日和」
作詞：麻こよみ　作曲：弦哲也　編曲：猪股義周
c/w「横浜トワイライト～想い出は美しく～」
作詞：麻こよみ　作曲：弦哲也　編曲：猪股義周
テイチクエンタテインメント　TECA-23008　1,500円(税込)
各種音楽配信サービスはこちら▶︎https://lnk.to/kawanaka_E068