名アレンジャー・若草恵氏の愛弟子6人による『ケイ潤子&5人官女ひな祭りLIVE』開催
美空ひばりの「愛燦燦」、氷川きよしの「櫻」など数々のヒット曲のアレンジで知られる作曲&編曲家の若草恵氏が、3月2日、東京・銀座のパセラリゾーツ銀座店でハートフルランチショー『若草恵ワールド ケイ潤子&5人官女ひな祭りLIVE』を開いた。
これは、若草氏の愛弟子が繰り広げるラブ・バラードの世界をコンセプトにしたひな祭りライブで、ケイ潤子をはじめ、押田あきこ、平野悦子、小檜山惠、みず来明姫、こゆりの女性歌手6名が共演した。
会場は約120名のファンで満席の中、出演歌手全員による「たのしいひなまつり」でスタート。それぞれのオリジナル作品から押田が「さよならはロマンティックに」、平野が「本牧ムーンライト」、小檜山が「いつまでもそばにいて」、みず来が「哀しいTOKYO」、こゆりが「長崎ラプソディ」、ケイが「追憶のLaLaLa」を披露。
そして、演歌・歌謡曲からポップス、映画、アニメなど4000曲以上の編曲を手がけている若草氏が登場し、「今日は、美女のお雛さまたちと私は内裏さまです(笑)。皆さんと一緒に楽しみたいと思っていますので、最後までゆっくりと楽しんでいってください」とあいさつした。その後は「若草恵ワールド」と題して、若草氏の数ある編曲作品の中から「愛の讃歌」をケイが、「風の盆恋唄」を押田が、「ラブ・イズ・オーヴァー」をこゆりが、「for you…」を平野が、「悲恋歌」をみず来が、「この愛をあなたと」を小檜山が師匠・若草氏のピアノ伴奏で歌唱した。
後半は、それぞれの新曲から押田が「黄昏のセレナーデ」、平野が「な・み・だ~I Miss You~」、小檜山が「ユメヲダキシメテ」、みず来が「さようならの季節(とき)」、こゆりが「愛のかけら」、ケイが「赤い暗室」など全21曲を熱唱した。
また、若草氏の作品群の中から厳選したトータル72曲をレーベルの垣根を越えて4枚のCDに収録した『若草恵 サウンドマジック~編曲美学~』(発売・ユニバーサルミュージック)が抽選で3名にプレゼントされるなど、お楽しみコーナーもあり、最後まで満員のファンを楽しませた。
ケイは「皆さんとこうしてひな祭りをお祝いすることができて幸せいっぱいです」。若草氏は「今日は、このひな祭りライブで皆さんと楽しいひと時を過ごすことができてうれしかったです。早くも今年のクリスマスもこういった楽しいライブが見たいというお話もいただいていますので、その際はまた違った趣向でやれたらいいなと思っています。今日は、6人の歌を最後までじっくりと聴いていただきありがとうございました。それぞれの歌をひとりでも多くの方に聴いて、歌っていただければ幸いです」と話していた。
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