三山ひろしが第二の故郷・葛飾愛あふれる熱唱でファンを魅了。声援を力に年末のあのステージへ!
三山ひろしが、10月6日、東京・葛飾区のかめありリリオホールで『三山ひろしコンサート2023』〜歌い継ぐ!昭和の流行歌〜Vol.10を行った。
三山が同会場で毎年行ってきた恒例行事ともいえるこのコンサートは、今年で10回目を数える。昨年、”かつしか観光大使”を拝命、地域活性化にも貢献している三山の一日限りのプレミアムな公演ということもあり、チケットの入手困難な人気ぶり。この日も満員御礼の盛況で、老客男女問わず幅広い世代のファンが駆けつけ、三山の”ビタミンボイス”に酔いしれた。
コンサートは二部構成となっており、第一部では幕が上がるとともに、これまで歩んできたかめありとの10年を振り返るということで、かつて披露してきた”かつしかオリジナルソング”の全6曲を、”亀有ダンサーズ”の美女をしたがえて歌唱した。最後の曲は、三山自身が作詞に挑戦したという「センチメンタル亀有」。本人曰く「二枚目風に仕上がっている」という同曲をしっとりと聴かせ、締めくくった。
この10年間で三山は数々の名曲に挑戦してきたが、その数はメドレー含め125曲にものぼるという。続くコーナーでは、過去に挑戦してきた中から藤山一郎の「青い山脈」、石原裕次郎の「ブランデーグラス」など珠玉の9曲を歌い上げ、大きな拍手に包まれる中、第一部を終えた。
第二部は、ラウンドで客席から登場。サプライズに驚きながらも喜ぶファンの間を、デビュー曲「人恋酒場」を歌いながら笑顔で進みステージへ。
「ここからはオリジナルのヒット曲の数々をお届けします」と話し、『NHK紅白歌合戦』に初めて出場した「お岩木山」、故郷・高知県の大河の流れに人生を重ねた「四万十川」などを歌唱した。
さらに、昨年かつしか観光大使を拝命した三山は、「葛飾区長より”亀有以外にもいいところがあるんです”というお話をお聞きして、”葛飾区全体の一曲ができれば面白いですね”と話していたんですよ……で、作りました(笑)! サンバのリズムに合わせて作ってみたのですが、初披露なのでドキドキです。口から心臓が飛び出しまして、それを拾ってまた入れましたからね〜(笑)」。初挑戦だというラップを交えながら、今年の新作「サンバDE葛飾」を見事に踊り歌い上げた。
そして、今年発売した2曲の勝負作「どんこ坂」「北海港節」を熱唱。ファンに熱い思いを呼びかけ、ひときわ大きな歓声を浴びた。
「この2曲は今年の勝負曲でございます。どちらかを頑張って年末にあのステージで歌わせていただきたいと思っておりますので、どうか応援よろしくお願いいたします」
「この会場で毎年歌わせていただいて、お越しくださる皆様から本当に熱い応援をいただいております。そのたびに、ここは私にとりまして第二の故郷だなと思います。その思いをなんとか歌にしたいということで、これまで亀有ソングを作らせていただきました」
エンディングはやはり、10年間の感謝を込めた”かつしかオリジナルソング”。地元のコーラス隊とともに「愛しき亀有」で幕を閉じた。
愛する葛飾で受け取った大きな声援を力に変えて、三山ひろしは今年最後の一日まで突っ走る。
◾️セットリスト
M1 ひろしの亀有音頭
M2 わたし勝手にカメ・アリ
M3 カメハメ亀有よい街(ところ)
M4 亀有ぶらぶら
M5 センチメンタル亀有
M6 青い山脈
M7 なみだ船
M8 ブランデーグラス
M9 ハイそれまでョ
M10 ブルー・シャトウ
M11 夜空
M12 初恋
M13 男の子女の子
M14 慕情
M15 人恋酒場
M16 お岩木山
M17 ダンチョネ港町
M18 四万十川
M19 どんこ坂
M20 サンバDE葛飾
M21 北海港節
M22 愛しき亀有
Enc. また逢う日まで
NEW RELEASE!!
2023年7月5日発売
三山ひろし「北海港節」
「北海港節」
作詞:いではく 作曲:弦哲也 編曲:矢野立美
c/w「三面川暮色」
作詞:いではく 作曲:弦哲也 編曲:矢野立美
日本クラウン CRCN-8579 1,400円(税込)
2023年1月11日発売
三山ひろし「どんこ坂」
「どんこ坂」
作詞:さいとう大三 作曲:弦哲也 編曲:伊戸のりお
c/w「みちのく港町」
作詞:さいとう大三 作曲:弦哲也 編曲:伊戸のりお
日本クラウン CRCN-8532 1,400円(税込)
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