秋元順子が自身で演出したバースデーコンサートを開催。新曲「プラトニック」など全23曲を披露！

2023.06.20News

明日誕生日を迎える歌手・秋元順子が、6月20日、東京・江東区のティアラこうとう大ホールでバースデーコンサートを開催した。

秋元は58歳のときにメジャーデビューし、女性歌手としては最年長で『NHK 紅白歌合戦』に初出場を果たした経歴を持つ。毎年恒例となっているこのコンサートは、今年で13回目を迎え、今回は演出も本人が手がけている。「リベルタンゴ」のバンド演奏で登場した秋元は、「また今年も地元、ティアラこうとうでバースデーコンサートができることが本当にうれしい」と笑顔で語った。

今回のコンサートは、前半が映画音楽のカバー曲中心、後半が秋元自身のオリジナル楽曲という構成。紫のドレスにファーをまとった衣装で「モア(映画『世界残酷物語』)」、「カーニバルの朝(映画『黒いオルフェ』)」を歌唱後、「こんにちは！皆様ようこそお越しくださいました。心より御礼申し上げます」と改めてあいさつ。続けて、「私が『ティファニーで朝食を』の主演だったらタイトルは『下町で定食を』で、芸名は『オードリー・コッペパン』」と下町のダジャレー夫人”こと秋元お得意のダジャレを披露すると、会場は笑顔に包まれた。

そうかと思えば、「カーニバルの朝(映画『黒いオルフェ』主題歌)」「ムーン・リバー(映画『ティファニーで朝食を』劇中歌)」と続け、MCの時とは真逆の大人のおしゃれな歌声で観客を引き込んでゆく。「ラ・クンパルシータ」、福島民謡「会津磐梯山」にはジャズ風のアレンジを加え、秋元独自の世界観で観客を魅了し、前半の幕を閉じた。
後半は、「A列車で行こう」のバンド演奏でスタート。秋元とスタッフ一同がステージに登場し、なんと「ラジオ体操第一」を披露。観客も一緒に体を動かし、会場は大盛り上がりに。その後、「先日亡くなられた小西良太郎様からいただいた大切な曲」と紹介し「なぎさ橋から」を熱唱した。気持ちのこもった歌声に、会場は感動の渦に包まれた。

本編の最後には、翌21日に発売日となる新曲「プラトニック」をお披露目。「生バンドでの演奏ではCDとはまた違ったアレンジがあって楽しい。ぜひどちらも聴いて楽しんでいただければ」と語った。アンコールでは大ヒット曲「愛のままで…」を歌唱し、全23曲を熱唱したコンサートは幕を閉じた。

なお、秋元がバーのママに扮しておしゃべりを繰り広げるYouTube 企画『Bar Junko へようこそ！』も好評配信中。さらに、8月1日には東京・上野池之端ライブスペースQUI(キ)でランチ＆ディナーショーを開催予定だ。

◾️セットリスト
M1　リベルタンゴ
M2　モア
M3　カーニバルの朝
M4　ムーン・リバー
M5　虹の彼方に
M6　慕情
M7　シェルブールの雨傘
M8　ひまわり
M9　ダニーボーイ
M10　踊り明かそう
M11　ラ・クンパルシータ(La Cumparsita)
M12　会津磐梯山～りんご追分
M13　A列車で行こう
M14　1枚の写真
M15　ティ・アモ～風が吹いて～
M16　夕なぎ～私の時間～
M17　ROSE
M18　なぎさ橋から
M19　一杯のジュテーム
M20　引き潮
M21　プラトニック
Enc.　愛のままで…
Enc.　素敵なあなた(Bei Mir Bistu Shein)

NEW RELEASE!!

2023年6月21日発売
秋元順子「プラトニック」

「プラトニック」
作詞：田久保真見　作曲：田尾将実　編曲：伊戸のりお
c/w「引き潮」
作詞：田久保真見　作曲：田尾将実　編曲：伊戸のりお
キングレコード　KICM-31106　1,500円（税込）