熊本出身”阿蘇山の爽やかボイス”飛雄馬、地元・熊本で新たな一歩。『新曲「かぞいろ」発表コンサート~新たな挑戦~』開催
熊本出身の”阿蘇山の爽やかボイス”飛雄馬が、10月18日、熊本・熊本県立劇場で『新曲「かぞいろ」発表コンサート~新たな挑戦~in熊本』を開催。地元ファンの温かな声援に包まれながら全20曲を熱唱。ふるさとへの愛と感謝、そして新たな決意を胸に刻んだステージとなった。
飛雄馬は熊本県出身の21歳。2016年の熊本地震で被災し、1年ほど車中生活を余儀なくされた経験を持つ。足腰を負傷し歩くことも困難な中で、心の支えとなったのが歌だった。「僕も歌で人を元気づけたい」という思いを胸に、18歳で上京し、本格的に音楽活動をスタート。2023年「天使の棲む街」でデビューした。
デビューコンサートも、地元・熊本で開催し、「頑張なっせよー!」という温かい声に送り出されたが、その後の活動は決して順風満帆ではなかった。日々の生活の中で悩みや葛藤も重ねたが、2024年に独立し個人事務所として再出発を果たした。

今回のコンサートは、その“新たなスタート”の決意の一歩となるステージ。オープニング曲に選んだのは、デビューコンサートでも最初に歌ったチューリップの名曲「サボテンの花」だった。「初心を忘れずに、これからも頑張っていきたい」という思いを込め、丁寧に歌い上げた。


飛雄馬の憧れの歌手・島津亜矢の「感謝状」を歌う際には北岡ひろしが踊りで参加し花を添えた
そのほかにムード歌謡メドレー、韓国メドレー、『NHKのど自慢』でチャンピオンを獲得した「ふりむけば日本海」など、全20曲をフレッシュかつ情感豊かに届け、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。
そして、一番のハイライトとなったのはもちろん、新曲「かぞいろ」。平安時代の言葉で“父母”を意味するこの曲は、家族への愛と感謝をテーマにした温かなバラードだ。作曲を手がけたのは、同じ熊本出身で浜崎あゆみやKinKi Kidsにも楽曲提供をしている作曲家・HAL。飛雄馬の真っ直ぐな歌声と家族への想いが重なり、客席でも涙をぬぐう姿が見られた。

「4月に祖母を亡くし、熊本地震からの2度の災害や洪水、母の闘病と、いろいろな出来事がありました。それでも、こうして歌えることが本当に幸せです。応援の“頑張んなっせよー!”という声に包まれ、本当にここからまた頑張っていこうという気持ちになりました。来年で22歳。これからも挑戦し続けたいです」

今年8月には阿蘇郡西原村PR大使第1号を拝命。さらに、熊本ではテレビ番組『飛雄馬のあしおと』もスタート。一歩一歩成長する飛雄馬の今後が楽しみだ

SIJアカデミーAKARIcrewが華やかなダンスパフォーマンスで飛雄馬の新たな門出を祝った

写真左より司会を務めた牧野尚之氏、飛雄馬、スペシャルゲストの北岡ひろし
コンサートタイトルにも込めた“新たな挑戦”の言葉どおり、飛雄馬は最後まで大きなホールいっぱいに力強い歌声を響かせた。地元・熊本から再び羽ばたこうとする飛雄馬のこれからに注目したい。
NEW RELEASE!!
2025年9月15日
飛雄馬「かぞいろ」

「かぞいろ」
作詞・作曲:HAL
c/w「フラワー〜輝く未来へ〜」
作詞・作曲:HAL
1,500円(税込)
ネットからの購入はこちら ▶︎ https://store.shopping.yahoo.co.jp/1885/hyuma-cd-flower.html


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