柳ジュン&高島レイラが新曲発売記念ジョイントライブを開催。こまどり姉妹など歌手仲間が友情出演

柳ジュン、高島レイラの二人が9月19日、東京・港区のマリーグラン赤坂で『柳ジュン 高島レイラ 夢のジョイントLIVE』を開いた。
MIYABIプロダクションに所属する二人が新曲を発売したのを記念して行われたライブで、青空キュートが司会を務めこまどり・敏子&みどり、半田浩二、鶴田J(つるたじぇい)、櫻井まりの4組が友情出演した。
柳は「今日は一生懸命頑張ります。そして、いつも仲良くさせていただいている歌手の皆さんにも花を添えていただくことになっておりますので最後までよろしくお願いいたします」、高島は「今日という日が楽しく過ごせたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」と、駆けつけた大勢のファンへ笑顔であいさつし、ライブをスタートした。
OL生活を経て、作曲家・大野鮒二氏に師事しプロ歌手としてデビューした柳が「今回の新曲『ついほろり』は、シンガー・ソングライターの新田晃也さん(プロデュース&作詞・作曲)に書き下ろしていただきました。私は東北の宮城県出身でして、新田さんは隣の福島のご出身。故郷を想い、母を想い、つい(故郷に)帰りたくなる、そんな気持ちをうたったノスタルジーを感じさせる歌です」と紹介し「ついほろり」を披露。
続いて、作曲家・岡千秋氏の愛弟子で、ライブ活動やテレビドラマなどで活躍中の高島が「私にはオリジナルが3曲あるのですが、全部岡千秋先生に書いていただきました。今度の新曲『恋は夢の中』はタンゴ調の作品でリズミカルで覚えやすいので、ぜひ皆さんも覚えて歌ってみてください」と紹介し、「恋は夢の中」でライブをスタートさせた。その後は、特別ゲストコーナーで友情出演の歌手たちがステージに上がり、芸名の名付け親である故・松平直樹(和田弘とマヒナスターズのボーカル)と一緒に活動してきた櫻井まりが、「雨のめかくし」や最新曲「愛をありがとう」などを披露。
こまどり姉妹の妹・長内敏子と石岡みどりによるユニット、こまどり・敏子&みどりは双子デュオのこまどり姉妹が1987年に発表したシングルをリメイクした「命輝け」(詞曲・長内敏子)や、こまどり姉妹の大ヒット曲「ソーラン渡り鳥」などを披露した。出演者の中で最年長の長内敏子は「今日は柳ジュンさんと高島レイラさんの新曲発表、おめでとございます」と祝辞を述べた後、「私は87歳になりまして、あと3年で90歳でございます。実はうちのお姉さん(長内栄子)が体を壊しまして、この春危篤状態になり病院の先生からはあと2、3日しか持たないと言われました。もう年だからしょうがないかなと思って諦めかけていたんですけれども、体力があったのか命を持ち直しまして、いま病院に入院しております。その間にご縁があって、こうやって『みどり』さんと歌っています。お姉さんが治る間、みどりさんと一緒に皆様にお目にかかれるのを楽しみに今日は歌わせていただきました」と話していた。
デビュー38年目の半田浩二は、1988年のデビュー曲「済州エア・ポート」や最新シングル「サランへ わたしのいい人」などを披露。1969年に「逢いたかったよ」で歌手デビューし、昭和の映画スター・鶴田浩二の息子で俳優としても活躍してきた鶴田Jは、亡き父・鶴田浩二のヒット曲のカバーから「赤と黒のブルース」「名もない男のブルース」を披露。後半は、高島が、昭和のヒット曲のカバーから「どうにもとまらない」「勝手にしやがれ」、新曲「恋は夢の中」のカップリング曲「愛がほしい」、長崎達也とデュエットで「本音…ホンネ」、柳が、小柳ルミ子の「お久しぶりね」や新曲「ついほろり」のカップリング曲「恋の傷」などを熱唱。出演者全員で全21曲を歌唱し、フィナーレは坂本九の「明日があるさ」を全員で歌って最後まで客席を楽しませた。
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