松原健之が『コンサートツアー2024』東京公演を開催！ 20年目の歌の道、第一歩。決意新たに

2024.09.23News

松原健之が、9月21日、東京・有楽町にあるI’M A SHOW（アイマショウ）で、『松原健之コンサートツアー2024』東京公演を開催した。

松原は2001年、恩師・五木寛之氏の原作・脚本で上演された舞台『旅の終りに』に出演し話題を集め、2005年9月21日に同作品で初めて訪れゆかりのできた金沢を舞台にした「金沢望郷歌」でデビュー。以来、その透明感あふれる歌声は“奇跡のクリスタルボイス”と称され、多くのファンを魅了してきた。

「19年前の今日デビューして、それから皆さんと出会って、ときには別れながら歩いてきた歌の道。あっという間のようで、僕にとってもファンの皆様にとっても、長い19年だったんじゃないかなと思います。貴重な今日の日に、こんなにたくさんの皆さんが足を運んでくださって、本当に幸せです。ありがとうございます」

このコンサート当日は、デビューから満19年を迎え20年目に入る記念すべき日。会場を埋め尽くす熱烈なファンに見守られるなか、コンサートは6月に発売した新曲「金沢望郷歌2024」で幕を開けた。同曲は、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキング(2024/7/1付)で第1位を獲得。10月16日には、好評を受け（アンコール盤）の発売も控えている。

「今日はオリジナル曲をたっぷりと歌います。楽しんでください。最近は雪歌をいっぱい歌っているということで、”雪歌の貴公子”という名前を頂戴しました。どこが貴公子だという感じですが（笑）…」

ユーモアあふれるトークで会場を和ませながら、前半は人気の高いオリジナル曲の中より10周年記念シングルで五木寛之氏による作詞の「雪明かりの駅」、つんく氏作詞による「三日月が綺麗だから」などを歌唱。しなやかでありながらときに力強く、ピアノ・塩入俊哉氏、ヴァイオリン・徳永希和子氏との素晴らしいアンサンブルを披露した。

デビュー前の9カ月間、ミカン箱と「金沢望郷歌」を持って石川・能登中をキャンペーンでまわったという松原。そんなお世話になった土地の皆さんが、いま地震で大変な思いをしているなか、何か少しでも寄り添えるようなことができないかという想いが、新バージョンの「金沢望郷歌2024」に込められている

後半は、「桜ひとひら」を松原がピアノの弾き語りで聴かせスタート。そして、「今日はオリジナル曲を中心にと始めに言いましたけれど、一曲だけどうしても歌いたい曲があります。世界中が平和になってほしいという願いを込めて、沖縄の御嶽を舞台にした曲です」と話し、sayaが歌う沖縄での地上戦をテーマにヒットメイカーの売野雅勇氏が書き上げた反戦歌「ウタキの丘で」を熱唱。
さらに、恩師・五木寛之氏が作詞した金沢が舞台の「内灘海岸」、シンガーソングライターの工藤慎太郎氏と小倉良氏が松原のために作り上げた前作「カサブランカ」や代表曲のひとつ「北の冬薔薇」などを歌い上げ、最後まで温かな祝福に満ちた会場に感謝を込めたクリスタルボイスを響かせた。

アンコールで松原は「これまでにたくさんいただいてきた僕にとって財産のような曲を、これからも大切に歌っていきます」。決意新たに、20年目の一歩を笑顔で踏み出した。

10月1日には、石川・石川県立音楽堂邦楽ホールにて同コンサートの石川公演を行う予定だ。

NEW RELEASE!!

2024年6月19日発売
松原健之「金沢望郷歌 2024」

「金沢望郷歌 2024」
作詞：五木寛之　作曲：弦哲也　編曲：前田俊明・鈴木豪
c/w「あなたに逢いたい」
作詞：五木寛之　作曲：弦哲也　編曲：鈴木豪
テイチクエンタテインメント　TECA-24022　1,500円（税込）

2024年6月19日発売
松原健之「金沢望郷歌 2024」
【DVD付き】

「金沢望郷歌 2024」
作詞：五木寛之　作曲：弦哲也　編曲：前田俊明・鈴木豪
c/w「あなたに逢いたい」
作詞：五木寛之　作曲：弦哲也　編曲：鈴木豪
（DVD）「金沢望郷歌 2024」MV＆特典映像メイキング・インタビュー
テイチクエンタテインメント　TECA-24023　1,700円（税込）