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ちあきなおみの最新コンセプトアルバム第三弾『銀嶺』リリース

時代を超えて愛され続ける歌手・ちあきなおみの最新コンセプトアルバム『銀嶺』が、3月20日に発売された。

今作は2019年に発売された『微吟』、そして2022年に発売された『残映』に続くコンセプトアルバムシリーズの第三弾となるアルバムで、「人の優しさやぬくもり」「様々な愛のかたち」をテーマに選曲。春になっても山々に残る雪と、雪の重さに耐え雪解けとともに咲く花々が、寒々とした時代も希望を感じる時代も残り続けるちあきなおみの歌と重なることから、タイトルは『銀嶺』と名付けられた。

【PROFILE】ちあきなおみ 1947年9月17日、東京都板橋区出身。1969年「雨に濡れた慕情」で歌手としてデビュー。1972年には「喝采」が一世を風靡し、レコード大賞を受賞。その歌唱力の高さには定評があり、長年にわたって『NHK 紅白歌合戦』への出場を果たしている。カムバックした1980年以降は、1983年『居酒屋兆治』、84年には『瀬戸内少年野球団』などの映画に出演し、女優としても活躍した。また、『タンスにゴン』のCMでも話題に。1992年、夫と死別。その後、芸能活動を停止している。

今回収録される曲には、1986 年に日吉ミミのシングル「北茶廊(キタカフェ)」のB面に収録された、知る人ぞ知る名曲「雪」をちあきなおみがカヴァーした音源が収録されているが、「喝采」の作詞者でもある吉田旺が書いた「好きな男の行方を突き止め、その居場所へと向かう女性の物語」は、まさにちあきなおみの真髄ともいえる淡々とした情景描写の中でも主人公の心の動きを感じることが出来る歌唱となっており、このアルバムを象徴する一曲となっている。
デビュー曲の「雨に濡れた慕情」「喝采」(ともに1989年ver)をはじめ、「黄昏のビギン」「ねえあんた」など、歌謡曲や演歌、ファドといった音楽ジャンルだけでなく、令和の時代となった現代においても世代を超えて愛される、彼女の幅広い歌唱の深みを堪能してみてほしい。


▶︎ちあきなおみ、令和初のアルバム『残映』がオリコン週間アルバムランキング「演歌・歌謡」ジャンルで1位を獲得

 

NEW RELEASE!!

2024年3月20日発売
ちあきなおみ『銀嶺』

【収録曲】
M1 黄昏のビギン
M2 雨に濡れた慕情<‘89Ver.>
M3 悲しみを拾って
M4 港が見える丘
M5 泣かせるぜ
M6 涙の酒
M7 片情(かたなさけ)
M8 酔いどれ船(かもめ)
M9 マッチ売りの少女
M10 ねえあんた
M11 愚痴
M12 夜間飛行
M13 雪
M14 男駅・女駅
M15 喝采<‘89Ver.>
M16 愛のために死す
テイチクエンタテインメント TECD-30641 3,080円(税込)

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