「いい歌を、一生歌い続けていく」 中澤卓也がデビュー日に6周年記念ライブで熱唱。ニューアルバムのリリースもファンに報告
中澤卓也が、1月18日、東京・Zepp Hanedaで「6th Anniversary Live in Zepp Haneda」を行った。
2018年1月18日に「青いダイヤモンド」でデビューし7年目を迎えたこの日。中澤は、デビューしたころから少しも変わらないキラースマイルで登場すると、およそ2時間にわたり全18曲を熱唱し、これまで応援し支えてくれている多くのファンに、感謝の思いと年を経るごとに成長を重ねる圧巻の歌声を届けた。
およそ600名ものファンが会場と生配信で見守る中、デビュー曲「青いダイヤモンド」、そのカップリング曲「黄昏に」でライブは幕を開けた。中澤は、「今日はわたくしのデビュー日です。皆様のおかげで無事に6周年を迎え、今日から7年目に突入することができました。本当にありがとうございます。最近は誕生日よりもこの日のほうが毎年感動して過ごさせていただいています」といつものように落ち着いた様子であいさつすると、「僕も楽しみながら皆さんと素敵なコンサートにしたいなと思っておりますので、最後までどうぞよろしくお願いします!」とこのステージに懸ける意気込みを伝えた。
歌手・中澤卓也、6年の軌跡をたどるセットリストにファンも歓喜
前半は、すべて自身のオリジナル曲で構成されていた。まずは、セカンドシングル「彼岸花の咲く頃」から6作目の「約束」までを一気にメドレーで披露。各曲のMVの映像が映し出されたスクリーンを背に、ときおり過去の自分の姿を見つめながら歌手・中澤卓也の6年間の軌跡を振り返った。
「リリース順に聴いていただきました。時代がギュッと濃縮されていて、リハーサルでも映像を見ながらやっていたんですが、こんな時代もあったなぁと思ったり。『彼岸花の咲く頃』は髪が短かったなぁとか、『冬の蝶』のころは一番太ってたなとかね(笑)」
少し照れくさそうに笑いながらも、しみじみと当時に想いを馳せた中澤だったが、続いての「江の島セニョリータ」「Summer Dreamer」とライブではおなじみのアップテンポなナンバーでは「さらにテンション上げて盛り上がっていきたいなと思います。これは夏の曲ですが中澤卓也のコンサートは季節関係ありません!」と呼びかけ、歌いながらファンと一緒にタオルを振り回したり、手を大きく振ったり。ステージは一瞬にして圧倒的な熱量と一体感に包まれた。
そして、次のパートではムードを一転。数あるオリジナルのカップリング曲の中から、「心変わり」「東京タワー」と人気の高いバラードを表現力豊かな歌声で聴かせ、衣装チェンジして登場した後半は、「初めての君」のギターの弾き語りでスタートを切った。
さらに、「氷雨」、そしてあいみょんの人気ナンバー「裸の心」のカバーと中澤らしさ、オリジナリティーあふれる世界を展開し、ファンを酔わせた。
”音楽ジャンルの架け橋”になれる存在に。葛藤を乗り越えて、一生歌っていく
さまざまな色の歌声を聴かせてきたステージもエンディング間近。中澤はゆっくりと話し出した。
「デビューの時からずっと言っていることですが、”音楽ジャンルの架け橋”になれる存在になっていきたい。それはこれからも変わらないですし、いい歌を歌い続けていけるように頑張りたいと思います。昨年の9月28日にようやく新曲『陽はまた昇る』という曲を出すことができて、新たな一歩を踏み出しましたが、”僕はステージに立っていいんだろうか”という葛藤もありながら、ずっと歌わせていただいていました。でも、いまはこうして集まってくださる目の前の皆さんにいい歌を届けていくことを、一生続けていこうと思っています。皆さんがそういう気持ちにさせてくれました。そして、この曲が生まれました」
新しい”中澤卓也”の第一歩となった新曲のカップリング曲「しあわせの在り処」、歌を聴いてくれるすべての人に伝えたい言葉を詰め込んだ新曲「陽はまた昇る」、そして最後に「ありがとう あなたへ」を熱唱。会場いっぱいに響きわたる声は力強く、この先の道への希望に満ちていた。
来年も再来年も、そして10周年も。ずっと、みんなとお祝いできたら
強いアンコールの拍手に求められ、鮮やかなオレンジのジャケットを身にまといステージに戻ってくると、中澤は改めてファンに向かい語り始めた。
「もう一曲お付き合いいただいてよろしいでしょうか? アルバムが4月12日に発売になります。全部新曲のアルバムは初めて。いろいろなテーマの曲が出来上がりました。その中から一曲聴いていただこうと思います。僕にとってステージはかけがえのない場所。皆さんに出会わせてくれた場所であり、僕を変えてくれた場所でもあります。すごく大好きだしこれからも大事にしていきたい、皆さんとこれからもこの瞬間を楽しんでいこうという思いを曲に込めてみました。タイトルは『SHOW TIME』です!」
感謝、そして愛情を込めて作り上げた曲たちがたくさんのファンの手に届き、そこにまたいくつもの思いが重なり大きく育っていく。歌い終えると、ひときわ大きな拍手が湧き起こり、その中心で中澤はこの日一番の笑顔を見せた。
すべてを原動力に変えて一歩一歩、全力で前に進み続ける中澤卓也から今後も目が離せない。
「いいデビュー日になりました。来年も再来年も、そしてあっという間にやってくるであろう10周年もずっと、みんなと一緒にお祝いできたらうれしいなと思っておりますので、これからもぜひ応援よろしくお願いします。今日は皆さん本当にありがとうございました!」
このコンサートの模様は、1月24日の23:59まで、アーカイブにて視聴可能となっている。詳しくは、中澤卓也オフィシャルサイトへ。
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NEW RELEASE!!
2022年9月28日発売
中澤卓也「陽はまた昇る」
「陽はまた昇る」
作詞:中澤卓也 作曲:菊池真義・幡宮航太 編曲:幡宮航太・菊池真義
c/w「しあわせの在り処」
作詞:中澤卓也 作曲:菊池真義・幡宮航太 編曲:菊池真義・幡宮航太
タクミレコード OPCN-0001〜2 2,000円(税込)
INFORMATION
中澤卓也 待望のニューアルバム『HANDS MADE』&DVD『コンサートツアー2022 〜陽はまた昇る〜』が、2023年4月12日に同時リリース決定!
2023年4月12日発売
中澤卓也 ニューアルバム
『HANDS MADE』
タクミレコード OPCN-0003 2,500円(税込)
収録曲がすべて”新曲”となる中澤卓也の待望のオリジナルアルバムが完成。中澤本人が作詞はもちろん、作曲にも初挑戦した楽曲も収録されており、「こういう作品を作ってみたかった」という思いと手づくりの温もり、音楽への変わらない情熱を感じることができる。
2023年4月12日発売
中澤卓也 【DVD】
『コンサートツアー2022 〜陽はまた昇る〜』
タクミレコード OPBN-0001 4,800円(税込)
2022年に開催されたコンサートツアーの締めくくりとなるファイナル、新潟公演の模様を収録したDVD。中澤のDVDではおなじみとなっている本人による副音声も収録され、本編とはまた違った角度で楽しめる内容となっている。
CHECK!!
中澤卓也オフィシャルサイト
中澤卓也オフィシャルブログ
中澤卓也公式Twitter
中澤卓也Instagram
中澤卓也公式YouTubeチャンネル
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