北区アンバサダー・水森かおりが「しぶさわくんの唄」発売記念イベントで同曲を初披露！「ここが自分の原点。改めて北区で生まれてよかった」

2022.11.02News

水森かおりが10月2日、東京・北区の北とぴあドームホールで「しぶさわくんの唄」発売記念イベントを開催した。

水森は、東京都北区出身で平成20年に「北区アンバサダー」に就任。北区で半生を過ごし、自らの経済活動の拠点とした近代資本主義の父で、2024年に新一万円札の顔となる渋沢栄一（享年91）の志を、同区から音楽を通じて全国に広めるために、「しぶさわくんの唄プロジェクト」（北区に本部を構える城北信用金庫が立ち上げた音楽の力で地域をPRする金融機関初の音楽レーベル「Johoku Music Lab（ジョウホクミュージックラボ）との連携プロジェクト）が発足。そこから生まれた楽曲が、この日発売となった「しぶさわくんの唄」（詞：ＫｏKoji Yano／曲：ワキマル・ジュンイチ）で、歌い手に同じ北区出身の水森が抜擢された。

また、同プロジェクトに欠かせない「しぶさわくん」は、昨年放送されたNHKの大河ドラマ『青天を衝け』の人気で渋沢栄一や飛鳥山公園の認知度が高まっている中、「一般社団法人東京北区観光協会」がオリジナルデザインとして作成したキャラクターで、渋沢栄一の考え方や熱意を伝えるためにTwitterをはじめ、Instagram、TikTok、グッズ展開など幅広く活動中だ。

会場には、抽選で選ばれた地元のファン50名や関係者が大勢詰めかけ、水森は冒頭で司会の西寄ひがしから「北区の魅力はどこにありますか？」と質問されると、「23区の中でもとくに多くの路線があり、いろいろと便利な街です。昔は渋谷区とか世田谷区、港区で生まれましたと言いたかったこともあります（笑）が、年齢を重ねてくると便利な場所ですごく住みやすくていい街だなと思います。ここが自分の原点であり、改めてこの北区で生まれてよかったなと胸を張って言えるいまがあります」とアピール。　そして、現在ヒット中の最新曲「九十九里浜」を披露した。

写真左から北区区長・花川與惣太氏、水森かおり、しぶさわくん、東京北区観光協会会長・大前孝太郎氏

その後、北区長の花川與惣太（はなかわよそうた）氏と東京北区観光協会会長＆城北信用金庫理事長・大前孝太郎氏がステージへ登場。大前会長は、「昨年のNHK大河ドラマの渋沢栄一像がベースになり〝しぶさわくん〟というかわいらしい雰囲気のキャラクターがあり、子どもさんにも親しまれる楽曲が出来上がりました。それをどなたに世の中に届けていただくかというときに真っ先に水森かおりさんが浮かんだのですが、大歌手の水森さんなのでダメ元で聴いていただいたところすごく気に入ってくださって、最高の楽曲に仕上がりました。これを来年の紅白でぜひ歌っていただきたい」と期待を寄せた。

「しぶさわくんの唄」を、しぶさわくんが水森の歌に合わせて手ぶり身ぶりで盛り上げる中初披露した水森は「なんてかわいい歌なんだろう…。NHKの『みんなのうた』のように、小さい子が体を動かすようなすごくほのぼのとしたかわいい歌だなと思い、すぐに気に入りました」と目を細めた。

「ご当地ソングとはまた違った世界の歌で私を指名していただき、自分が育った北区のこの場所で歌わせていただいてすごく誇りに思います。しぶさわくんがかわいすぎて、目を奪われてしまいました。しぶさわくんは、北区を盛り上げてくれる期待のホープです」と笑顔を見せながら、「年末が近づき、今年も（紅白への）緊張が増す日々ですが、このあとも悔いのないよう歌っていきたい」と話した。

なお、水森は11月8日に新潟県・新潟県民会館で、また11月26日には千葉県・千葉県文化会館大ホールにて、市川由紀乃とのジョイントコンサートを開催する予定となっている。

NEW RELEASE!!

2022年11月2日発売
水森かおり「しぶさわくんの唄」
「しぶさわくんの唄」
作詞：Koji Yano (やのこうじ)　作曲：ワキマル・ジュンイチ　編曲：Kotarock・竹内弘一
c/w「赤い水門」
作詞・作曲：Taku TANAKA・LINDY　編曲：Taku TANAKA
徳間ジャパンコミュニケーションズ　TKCA-91470　1,400円（税込）