大道マコとShinが浅草ビューホテルでジョイントコンサート開催！ 昭和100年の名曲をカバー

演歌・歌謡曲のフリーペーパー「みんなの歌謡曲」が主催する『みんかよコンサート』が5月21日、東京・台東区の浅草ビューホテル アネックス六区で開かれ、デビュー55周年を迎えた演歌歌手・大道マコと、YouTubeチャンネル『Shinの演歌・歌謡曲チャンネル』の登録者が13万人突破と人気を集めている演歌系YouTuberのShin（シン）が、「昭和100年の歌声」と題したジョイントコンサートを行った。

今年は、昭和時代が始まってからちょうど100年目の年にあたり、その間には数々の大ヒット曲＆名曲が生まれたが、この日は、その中から選りすぐりの作品を二人でカバー。100名を超えるファンで満席の中、大道とShinが、天童よしみの「あんたの花道」をデュエットしてオープニングの幕を開けた。

大道が「今回は『みんなの歌謡曲』さんにお声をかけていただきまして、Shinさんとこういうステージを踏むことができました。短い時間ですが、最後までお付き合いよろしくお願いいたします」、Shinは「オープニングの曲『あんたの花道』は、じつは昭和の曲じゃなくて、平成の曲なんです（笑）。でも盛り上がるので『歌っちゃえ』と言って、歌わせていただきました」とあいさつした。

Shinは、舟木一夫の「高校三年生」、橋幸夫の「潮来笠」、西郷輝彦の「星のフラメンコ」と昭和の御三家の歌を披露した後、「『高校三年生』が昭和38年、『潮来笠』が昭和35年、『星のフラメンコ』が昭和41年、ちなみに僕が生まれたのが昭和54年です」と客席を笑わせながら「僕が生まれる前の曲ばかりですが、昭和にはいい曲がたくさんあって本当に僕は幸せだなと思います」と目を細めた。

そのShinから「マコさんとの出会いは、ネットラジオ『新みんかよたいむ』（「みんなの歌謡曲」のラジオ版で、大道マコがMCを担当）のゲストに出させていただいたのがきっかけでして、怖い人だと聞いていたので最初はドキドキしていましたが、裏表のない人で本当にやさしい人です。そんなマコさんとこうして一緒に歌うことができてうれしいです」と紹介された大道は、「Shinさんは性格がいいし、歌がうまいし、顔も…いい、し…？（笑）。欠点、ないわけ」と彼を絶賛。その後、美空ひばり作品から「人生一路」「越後獅子の唄」「港町十三番地」「真っ赤な太陽」などをメドレーで歌唱した。

途中、それぞれのオリジナル曲からShinが「函館ものがたり」、大道が「人生はワンウェイ」を披露。後半は、Shinが三波春夫の「船方さんよ」や細川たかしの「心のこり」、大道が八代亜紀の「おんな港町」や小林幸子の「雪椿」などを熱唱。アンコールでは二人で、谷村新司の「昴-すばるｰ」を歌い、全23曲のプログラムで最後まで満員のファンを楽しませた。

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