椎名佐千子が誕生日当日にバースデーライブを開催！大勢のファンに囲まれ「ここがマイホーム」

2024.11.05News

椎名佐千子が、自身の誕生日である11月3日に東京・草月ホールで『椎名佐千子 Birthday LIVE 2024-感謝をこめて-』を開催した。

椎名にとって初めてとなるバースデーライブは、記念すべき誕生日当日に行われた。会場は開演前よりカラフルなペンライトや応援グッズ、水色の応援はっぴに身を包んだファンの熱気であふれ、椎名を盛大に祝福すべく全国より駆けつけた350名ものファンに見守られる中、ゆかりのあるスペシャルゲストの登場や迫力たっぷりの和太鼓の生演奏、さらにはバースデーケーキのサプライズプレゼントなど盛りだくさんの内容で、会場中がアットホームな雰囲気に包まれる特別なひと時となった。

ライブは、オープニング映像よりスタート。艶やかな紫色の着物姿で椎名が登場し、一曲目に歌ったのは7枚目のシングル「哀愁・・・日本海」。その盛り上がりのまま「面影みなと」「出船桟橋」「丹後なみだ駅」と、前半は佐千子節が響きわたるドラマティックな歌唱で観客を一気に惹きつけていった。

椎名の誕生花だというカモミールの花言葉の“逆境に耐える”“周りを癒す”そのものの女性像を描いたという「出船桟橋」、そして「丹後なみだ駅」と代表曲を立て続けに披露した

デビュー以来数々の作品を提供し愛弟子を見守ってきた恩師である作曲家の故・鈴木淳氏による「あなたのせいよ」や「早春慕情」などを挟み、早くもステージは後半へ。同門の偉大な先輩であり、敬愛する八代亜紀の名曲「舟唄」を「偉大な大先輩の歌を私なりに歌いつないでいきたい」と話し熱唱すると、続いての「王将一代小春しぐれ」浪曲歌謡篇では、昭和初期の将棋棋士・坂田三吉と愛妻・小春の物語を圧倒的な表現力で歌い上げた。

バースデーを記念したオリジナル企画ということで、衣装替えの間には本人のナレーションとともに幼少期からの秘蔵写真を続々と公開しファンを楽しませた

また、助六太鼓との和太鼓演奏からの「酔歌」（ソーラン節入り）、今年4月17日にリリースし好評を得ている約2年ぶりの新曲「いごっそ海流」への流れでは、椎名が豪快に歌い上げる姿に客席から大きな拍手と歓声が上がった。

最新曲「いごっそ海流」のタイトルの“いごっそ”とは、気骨のある高知県男性の県民性をあらわした言葉。“ザンザ”という波の音を表現したサビの歌詞や迫力満点の“オッショイ”のかけ声が、会場をいちだんと熱くした

「古い日記」を歌いながら客席をラウンド。一人ひとりと握手を交わし日頃の感謝を伝えた

一体感の生まれた会場をよりひとつにしたのは、デビュー曲「御意見無用の人生だ」。デビュー当時に公開された同曲のMVに出演していたというAYAMANAの二人をダンサーに招き、約21年ぶりの共演を果たし、会場はひときわの盛り上がりを見せた。

AYAMANAと21年ぶりとなる共演で「御意見無用の人生だ」「君津・木更津・君去らず」「さよなら特急」と令和ダンスバージョンと称し軽快にパフォーマンス

椎名が本編最後の曲に選んだのは、八代亜紀の名曲「愛を信じたい」。アンコールでは、サプライズでバースデーケーキがステージへ運び込まれ、椎名を「Happy Birthday to You」の合唱で改めて祝福した。

「本当に、最高の誕生日になりました。皆さんがいる、ここがマイホームです」と目に涙を浮かべながら話し、感動に包まれたおよそ2時間にわたるコンサートの幕を下ろした。

◾️セットリスト
M1 哀愁・・・日本海
M2 面影みなと
M3 出船桟橋
M4 丹後なみだ駅
M5 女郎花
M6 あなたのせいよ
M7 早春慕情
M8 カサブランカホテル
M9 舟唄
M10 王将一代小春しぐれ
M11 助六太鼓
M12 酔歌（ソーラン節入り）
M13 いごっそ海流
M14 古い日記
M15 御意見無用の人生だ
M16 君津・木更津・君去らず
M17 さよなら特急
M18 愛を信じたい
Enc. マイホームタウン

NEW RELEASE!!

2024年4月17日発売
椎名佐千子「いごっそ海流」
【A Type】

「いごっそ海流」
作詞：日野浦かなで作曲：岡千秋　編曲：南郷達也
c/w「カサブランカホテル」
作詞：日野浦かなで作曲：岡千秋　編曲：南郷達也
キングレコード　KICM-31132　1,500円（税込）

椎名佐千子「いごっそ海流」
【B Type】

「いごっそ海流」
作詞：日野浦かなで作曲：岡千秋　編曲：南郷達也
c/w「マイホームタウン」
作詞：椎名佐千子、山本夏伊　作曲：山本夏伊　編曲：矢田部正
キングレコード　KICM-31133　1,500円（税込）