東京力車の新曲「涙ひとしずく」発売記念イベントに純烈・酒井一圭がサプライズ参戦!
東京・浅草で人力車を引く現役俥夫ユニット・東京力車が8月20日、浅草ROX・まつり湯で新曲「涙ひとしずく」の発売記念イベントを開催した。不安と野望に満ちた想いを胸に、がむしゃらに夢を追い求めていく男の生き様が描かれた楽曲で、純烈のリーダー・酒井一圭が作詞を手がけたことが発売前から大きな話題となっていた。イベントには、正式な発売日(8月21日)の前日にCDをフラゲしようと多くのファンが集まった。また、途中から酒井がサプライズゲストとして参戦、メンバーを激励しながら会場に爆笑の渦を巻き起こした。
僕ら東京力車は浅草に育てられてきた
大きな手拍子と歓声に迎えられ、大宴会場のステージに東京力車が登場。まずはニューシングルType・Aのカップリング曲「命の華」を披露した。
「ステージに立った瞬間に、皆さんの“行くぞ!”という気迫みたいなものを感じて、1曲目の『命の華』はめちゃくちゃ気合を入れて歌いました。ありがとうございます」と、リーダーの石橋があいさつ。次に「今日は最高の一日にしたいと思いますので、よろしくお願いします。続いてお送りする曲は、浅草をテーマにして、浅草に感謝の気持ちを込めて歌った楽曲です。僕らは夢を追いかけて上京してきて、本当にたくさんの人とのご縁と町の温かさに支えられてきました。第二の故郷と言っても過言ではない浅草への感謝の気持ちを込めて、歌わせていただきます」と白上が話し、Type・Bのカップリング曲「浅草ララバイ」を歌った。
「浅草ララバイ」を歌い終えた石橋の目には涙が浮かび、それを見た田井が、「僕ら東京力車は浅草に育てられて、人力車と音楽活動をやってきました。ストリートライブから始まってライブハウス、大きなホールでのコンサートもやらせていただけるようになりました。でも浅草に感謝を歌った楽曲は、これまでなかった。今回初めて、やっとできた楽曲なんです。歌うとこのメロディーと歌詞に、すごく思いが高まる…というばっしー(石橋)ですね」と石橋の気持ちを代弁すると、会場からは温かな拍手が送られた。
会場騒然! 酒井のサプライズ登場にメンバーもビックリ
「次はいよいよ最後の曲、明日発売の『涙ひとしずく』です。いよいよリリースするんだなという思いを胸に、この楽曲をひとりでも多くの方に届けられるように、一生懸命に歌っていきたいと思います。『涙ひとしずく』を皆さんへ心を込めて、魂を込めてお届けします」(石橋)
3人がステージ中央に集まり、縦一列に並ぶフォーメーションを組んで新曲のイントロがかかるのを待つ。ところが、流れてきたイントロは純烈の「夢みた果実」。すると、酒井がステージの袖から躍り出てきた。客席は黄色い声援で騒然となり、東京力車のメンバーは驚いてステージの端に飛びのいてしまう。酒井はそのままステージを下り、「ありがとう!」「こんにちは~!」と叫びながら客席をラウンドし始めた。
「酒井さん!」「ビックリした」と口々に言いながら、メンバーも酒井に続いてラウンドし、会場のファンとのふれ合いのひと時を楽しんだ。酒井はサプライズのために俥夫着を着て登場したが、ウエストのサイズが合っておらず、ちょっと気を抜くと半股引のファスナーが勝手に開いてしまうデンジャラスな状態。つねにおなかを引っ込めていることが明かされると、会場全体が大爆笑となった。
「涙ひとしずく」は、“笑えるくらいに 銭がねぇ”から始まる等身大の歌詞が一番の聴きどころ。「ストレートが一番合うんちゃうかなと思って、詞を書かせてもらった」という酒井。「俺もお客さんとして聴かせてもらうわ」と客席のファンに混じり座った。
「純烈と似ているところがある。この曲が彼らの殻を破るきっかけになれば」(酒井)
「それでは8月21発売の『涙ひとしずく』です。今回は純列のリーダー・酒井一圭さんに詞を提供していただきまして、日本作曲家協会の会長であります徳久広司先生にメロディーをつけていただきました。一生懸命歌いますので、聴いてください」
大きな手拍子とコールを受けながら、熱く「涙ひとずく」を歌い終えても、温かな拍手はなかなか鳴りやまなかった。
「東京力車は今年、メジャーデビュー5周年を迎えた節目のタイミング。これまで出会ってきた仲間(ファン)や関係者の皆さんとのご縁があったからこその『涙ひとしずく』のリリースだと思っています。もちろん酒井さんがOKしてくださらなければ、今日のこの場はなかったので、あらためてご縁の強さとありがたみを噛み締めています。本当にありがとうございました」(田井)
「ライブが始まった瞬間、皆さんの表情が見えて、ものすごい力を感じました。さっき“頑張って歌ってきてよかったな”という思いが曲の途中でこみ上げてきまして、思わず“涙ふたしずく”流してしまいました(笑)。せっかく出会った大切な仲間なので、一緒に日本中、世界中に笑顔を広げていけるように頑張っていきたいなと、あらためて強く思いました」(石橋)
「以前、酒井さんに言っていただいた“辞めんなよ”という言葉が、いままでで一番印象に残っています。純烈さんは長い歴史の中で、いろんな辛いことや大変なことがあっても続けてこられた。僕たちも“もう辞めちゃおうか”と思ったことがあったんですけど、続けないといけないと思えました。『涙ひとしずく』を通して、もっとたくさんの方に笑顔と元気を届けられるように頑張っていきたいと思っています」(白上)
「曲ができあがってみると、“どこか純烈のことを歌っているのかな”という気もするくらい、やっぱり純烈と東京力車は似ているところがある。この歌は、等身大の自分が乗っかって歌えるような歌なので、ちょっと殻を破るきっかけになればなと思います。3人には“らしさ”をどんどん追求していってほしいし、思った通りに思い切りよくやってほしい。“これは”と思ったものに対しては、勝負をかけた方がいいよね。人力車を引っ張っている歌手なんて、いままで演歌・歌謡界でおらんし(笑)。東京力車はいま本当に勢いがあって、ファンの皆も熱くてキラキラしていて、売れる要素しかないんですよ」(酒井)
NEW RELEASE!!
2024年8月21日発売
東京力車「涙ひとしずく」
<Type-A>
「涙ひとしずく」
作詞:酒井一圭 作曲:徳久広司 編曲:矢田部正
c/w「命の華」
作詞・作曲:横地健太(SUPA LOVE) 編曲:曽木琢磨(SUPA LOVE)
テイチクエンタテインメント TECA-24043 1,500円(税込)
2024年8月21日発売
東京力車「涙ひとしずく」
<Type-B>
「涙ひとしずく」
作詞:酒井一圭 作曲:徳久広司 編曲:矢田部正
c/w「浅草ララバイ」
作詞:宮下康二 作曲:桧原さとし 編曲:周防泰臣
テイチクエンタテインメント TECA-24044 1,500円(税込)
初回限定封入特典:オリジナルトレーディングカード(各Type5種類 全10種類)
東京力車のイベント情報は東京力車オフィシャルサイトでチェック!!
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